鼻うがいによる鼻腔洗浄の風邪(+花粉症)予防効果について、特段の強いエビデンスはないと聞いておりますが、直感的には粘膜を洗うので、しないよりはした方がよいだろうと、と理解しております。その洗浄液は、食塩水が良いとか、重曹を加えると良い、とかの記事が散見されます。一方、花粉粒子は、アルカリ性の環境下では破裂し易い性質を有しており、アレルギー性鼻炎の症状が出ているときの鼻汁はアルカリ性となっているので、弱酸性の洗浄液が良い、との記事もあります。総じて、液性は中性付近がよいとのことですが、例えば、pH11程度の比較的強めのアルカリ液を使うと鼻腔にはどのような影響があるでしょうか。アルカリ性が強いと、試験内の実験ではウィルスを瞬殺できると考えられますが、人間の粘膜に及ぼす影響を知りたいと思っております。ご指導をよろしくお願いいたします。