先日、60歳の母が卵巣ガンのため亡くなりました。昨年の9月に腹水が溜まり始め、何度か腹水を抜きながら、その時の苦痛を緩和しながら、やってきました。亡くなる3週間ほど前から足もかなりむくみ始め、だんだん自分でも歩けなくなっていきました。亡くなる3日前に、自分でトイレに行き戻って来ると、かなりの息切れで呼吸がしづらそうだったため、病院に行くことにしました。家ではだんだんろれつも回らなくなってはいましたが、歌を歌ったり話をしたり、しっかりコミュニケーションも取れる状態でしたが、入院した途端誰が誰なのかもわからないようになってしまいました。亡くなる前日は全身のだるさから眠れず、夜は安定剤の注射を3回しました。母は朝方やっと眠ることができ、そのまま30度くらいの角度に起こしたベッドで眠っている中、お昼ころ歯科衛生士の方に口腔ケアをして頂きました。スポンジに水を少し含ませ拭き取り、スポンジにマウスウォッシュを含ませ塗っていました。その水分を吸引するなどということは一切していません。その1時間半後、母は亡くなりました。突然目を覚まし、その瞬間呼吸が荒く、喉元がゼロゼロといいながら5分近くもがき苦しみました。その後血圧も低下し、あっという間に息を引き取りました。わたしにはあのゼロゼロという呼吸が、口腔ケアによる水分のせいだとしか思えません。そのせいで呼吸困難になったとしか思えません。あの時わたしが口腔ケアを拒否していたらと思うと、怖くて辛くて仕方ありません。先生方はどう思われますか。