ご使用に際して、この説明書を必ず読んで下さい。
また、必要な時に読めるよう本剤とともに保管して下さい。
本剤は中国の宋時代(約1000年前)の古典「太平恵民和剤局方」に収載されている十全大補湯に準拠して製造された煎薬用の紙パック剤です。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸の弱い人。
(4)高齢者。
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。:むくみ
(7)次の診断を受けた人。:高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 ふ : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
〔症状の名称〕偽アルドステロン症、ミオパチー
〔症 状〕手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、
筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
〔症状の名称〕肝機能障害
〔症 状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血
1包(1日量)につき水400mLを加えあまり強くない火にかけ200mLに煮つめ、紙袋とともに煎じかすを取り去り、大人(15才以上)は、食前1時間前又は食間空腹時に温服して下さい。小人(15才未満4才以上)は、食間空腹時に温服して下さい。
〔 年 齢 〕 大人(15才以上)
〔1包(1日量)煎じ液〕 全量
〔 1日服用回数 〕 3~2回に分けて
〔 年 齢 〕 15才未満7才以上
〔1包(1日量)煎じ液〕 2/3量
〔 1日服用回数 〕 3回に分けて
〔 年 齢 〕 7才未満4才以上
〔1包(1日量)煎じ液〕 1/2量
〔 1日服用回数 〕 3回に分けて
〔 年 齢 〕 4才未満
〔1包(1日量)煎じ液〕 服用しないこと
〔 1日服用回数 〕 服用しないこと
<用法・用量に関連する注意>
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
(2)用法・用量を厳守すること。
本品1包(1日量)28.0g中
日本薬局方 ニンジン・・・・・・3.0g
日本薬局方 オウギ・・・・・・・3.0g
日本薬局方 ビャクジュツ・・・・3.0g
日本薬局方 ブクリョウ・・・・・3.0g
日本薬局方 トウキ・・・・・・・3.0g
日本薬局方 シャクヤク・・・・・3.0g
日本薬局方 ジオウ・・・・・・・3.0g
日本薬局方 センキュウ・・・・・3.0g
日本薬局方 ケイヒ・・・・・・・3.0g
日本薬局方 カンゾウ・・・・・・1.0g
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(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。
(4)煎じ薬は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用すること。
本製品についてのお問合せは、お買い求めのお店、または下記にお願い申上げます。
東洋漢方製薬株式会社「お客様相談室」
〒584-0022 大阪府富田林市中野町東2丁目1番16号
0120-00-1040
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