この添付文書は本剤とともに保管し、
使用の際には、よくお読みください。
口内炎はお口の粘膜にできた炎症性の病変で、その多くは潰瘍(粘膜組織の損傷)を伴います。
また、患部がしみて痛むといった不快症状を伴うことが多く、このような不快症状は少しでも早く治したいものです。
本剤をお使いになりますと、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸二カリウム、殺菌作用のあるセチルピリジニウム塩化物水和物とヒノキチオール、粘膜組織修復作用のあるアラントインとパンテノールといった3種類の有効成分が同時に患部に働いて、すぐれた効き目を発揮します。
さらに、本剤は歯ぐきの出血やはれなど歯肉炎・歯槽膿漏に伴う諸症状に対してもすぐれた効き目を発揮するように処方設計されているクリームです。
1.次の人は使用前に医師、歯科医師又、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
そ の 他 : 味覚異常
3.しばらく使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この添付文書を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
口内炎、歯肉炎・歯槽膿漏における諸症状(歯ぐきの出血・発赤・はれ・うみ・痛み・むずがゆさ、口のねばり、口臭)の緩和
口内炎 : 1日2~4回、適量を患部に塗布してください。
歯肉炎・歯槽膿漏 : 1日2回(朝・晩)ブラッシング後、適量(約0.3g)を
指にのせ、歯ぐきに塗擦してください。
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を守ってください。
(2)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
(3)歯科用にのみ使用してください。
(4)約0.3gの目安量として、約1.5cmとり出して使用してください。
1g中
〔成 分〕 グリチルリチン酸二カリウム
〔分 量〕 4.0mg
〔働 き〕 抗炎症作用により、炎症を鎮めて、はれを緩和します。
〔成 分〕 セチルピリジニウム塩化物水和物
〔分 量〕 0.5mg
〔働 き〕 殺菌作用により、患部の細菌汚染を防ぎます。
〔成 分〕 ヒノキチオール
〔分 量〕 1.0mg
〔働 き〕 殺菌作用により、患部の細菌汚染を防ぎます。
〔成 分〕 アラントイン
〔分 量〕 3.0mg
〔働 き〕 組織修復作用により、口内の粘膜組織を修復します。
〔成 分〕 パンテノール
〔分 量〕 3.0mg
〔働 き〕 組織修復作用により、口内の粘膜組織を修復します。
〔添加物〕マクロゴール、カルボキシビニルポリマー、グリセリン、流動パラフィン、ジメチルポリシロキサン、セタノール、ワセリン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ステアリン酸ソルビタン、パラベン、エデト酸Ca/2Na、水酸化Na、香料
(1)高温をさけ、直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限(外箱及びチューブに記載)をすぎた製品は使用しないでください。
○容器の正しい使い方
キャップ上部の突起部でチューブの出し口(アルミシール)にしっかり穴をあけてお使いください。
*使用後は必ずキャップをしっかりしめてください。
本製品に関するお問い合わせは、お買い求めのお店又は
興和株式会社 医薬事業部 お客様相談センターへお願いします。
興和株式会社 医薬事業部 お客様相談センター
〒103-8433 東京都中央区日本橋本町三丁目4-14
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月~金(祝日を除く)9:00~17:00