この説明書は、本剤とともに保管し、服用の際には、必ずお読みください。
●せき・たんは、お子さまにとってたいへん不快で苦しいものです。特に激しいせきは、のどをいためるだけでなく、体力を消耗し、症状の回復を遅らせることがありますので、早めの治療が大切です。
●小児用エスエスブロン液エースは、お子さまが服用しやすいシロップ剤で、苦しいせきやたんの排出にすぐれた効果をあらわします。
本剤は小児用ですが、鎮咳去痰薬として定められた一般的な注意事項を記載しております。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
①本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等)
②服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります。)
③授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
④過量服用・長期連用しないでください
①次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(4)次の症状のある人。 高熱、排尿困難
(5)次の診断を受けた人。 緑内障、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症
②服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系 : めまい
泌尿器 : 排尿困難
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
〔症状の名称〕再生不良性貧血
〔症 状〕青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、
疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があ
らわれる。
〔症状の名称〕無顆粒球症
〔症 状〕突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
〔症状の名称〕呼吸抑制
〔症 状〕息切れ、息苦しさ等があらわれる。
③服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
便秘、口のかわき、眠気
④5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
せき、たん
次の1回量を、添付の目盛付コップではかり、いずれも1日3回食後に服用してください。なお、場合により4時間毎に1日6回まで服用することができます。
〔 年 齢 〕 11才~14才
〔 1回量 〕 6mL
〔 年 齢 〕 8才~10才
〔 1回量 〕 5mL
〔 年 齢 〕 5才~7才
〔 1回量 〕 3mL
〔 年 齢 〕 1才~4才
〔 1回量 〕 2mL
〔 年 齢 〕 3ヵ月~11ヵ月
〔 1回量 〕 1mL
〔 年 齢 〕 3ヵ月未満
〔 1回量 〕 服用しないこと
※目盛付コップは、使用のつどよく水洗いして、本剤とともに清潔に保管してください。
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)12才未満の小児には、医師の診療を受けさせることを優先してください。
〔成 分〕 ジヒドロコデインリン酸塩
〔36mL中〕 18mg
〔作 用〕 延髄にあるせきの中枢に作用し、せきの発生をおさえます。
〔成 分〕 グアイフェネシン
〔36mL中〕 120mg
〔作 用〕 気道粘膜の分泌機能をたかめ、たんをうすめて排出をうながします。
〔成 分〕 クロルフェニラミンマレイン酸塩
〔36mL中〕 5.04mg
〔作 用〕 アレルギー性のせきをしずめます。
〔成 分〕 無水カフェイン
〔36mL中〕 48mg
〔作 用〕 他の成分の働きをたすけます。
添加物:果糖ブドウ糖液糖、アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、クエン酸、安息香酸Na、パラベン、エチルバニリン、カラメル、バニリン、香料
(1)直射日光の当たらない涼しい所にキャップをよくしめて保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
(4)キャップをしめる際、ビンの口をよく拭いてからしめてください。ビンの口に薬液が付着したままキャップをしめると、まれにあけにくくなることがあります。また、しめ方が悪いと内容液が漏れ出たり汚染することがあります。
(5)使用期限をすぎたものは服用しないでください。
[せき・たんの治療には・・・]
本剤の服用のほか、次のようなことにも気をつけましょう。
●睡眠、栄養を十分にとり体力の回復に努めましょう。
●室内の空気の乾燥をさけましょう。
●うがいなどをしてのどをいたわりましょう。
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エスエス製薬株式会社 お客様相談室
〒103-8481 東京都中央区日本橋浜町2-12-4
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9時から17時30分まで(土、日、祝日を除く)