前立腺癌のホルモン治療

80歳の父のことで相談いたします。父は、2005年5月に、前立腺癌と診断され、その時点でPSA値は500を上回っていました。腰痛もあり、骨シンチでは黒い影が腰骨のあたりに見えるとのことでした。早速、服薬と月一度の注射によるホルモン療法を始めたところ、幸い効果があり、2005年の暮れには、PSAは1以下に下がり、腰痛や排尿の困難を訴えることもなくなりました。主治医の先生は前立腺が小さくなっているとのことでした。その後も半年に一度、検査を受けてモニタリングしていますが、今のところ、癌はコントロールされているとのことです。
2006年からは、ホルモン注射は3ヶ月に一回になりましたが、薬はカソデックス錠80mgを毎日飲んでいました。癌が抑えられている一方で、父曰く、薬を飲むとひどく疲れるとのことで、半年ほど前からは、勝手に服薬を一日置きに間引いています。毎日飲んでいた頃は体力が衰弱し、徒歩10分の駅まで2度ベンチに腰掛けて休まなければ行かれなかったのが、薬を間引くと休まずに駅まで歩けるとのこと。
3ヶ月前に、一度、代診の先生にあたって、父がその状況を話したところ、代診の先生は、「ホルモン療法が効いているなら、注射だけにして、薬の方はやめるという方法もある」とおっしゃっていましたが、次回に主治医の先生に相談したら、「そういう方法もないわけではないが、まだ確立された治療法ではなく、薬をやめてまた癌が活発になってきた時に薬を再開しても、もう効かなくなるおそれがある。」とのことで、毎日の服薬が指示されています。父は、相変わらず、勝手に薬を間引いており、私は心配しています。薬をやめるなり、減らすなりするなら、医師の指示のもとでした方が良いので、転院することも考えています。
ポルモン治療で、注射のみで服薬なしで済ます方法はどのくらい一般的なのでしょうか。転院も考えた方が良いでしょうか。宜しくアドバイスをお願いいたします。

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