PETの結果 原発巣が消失。これは非常に良い経過か
person70代以上/男性 -
73歳男性。肺腺癌ステージ4。2016年7月12日治療開始(タルセバ内服)。治療開始時の病状は、胸水および縦隔リンパ節転移あり、遠隔転移なしでした。治療開始後一年を経て過日(本年7月12日)PETを実施たところ、次の診断を得ました。
(1) 肺野病変に対する異常集積は消失している。
(2)気管前部および右主気管支腹側にそれぞれ一か所のリンパ節転移の残存はあるが、その他の縦隔リンパ節に対する異常集積は消失している(残存集積は一年前のPETと比較して集積が低下傾向)。
(3)胸水は前回と同程度。胸膜には明らかな異常集積は認められず。
(4)その他の臓器についても、明らかな異常集積は認められず。
以上ですが、原発巣の腫瘍が消失したということは、素人目には非常に良い経過を辿っているように思えるのです。しかし、肺腺癌ステージ4の場合は部分寛解すらそう簡単ではないと聞いてますので、楽観視し過ぎなのかもしれません(リンパ節転移が消失しきれずに残存している点、特に胸水が前回と同程度に残っていることが、その証左なのかもしれません)。私の見方は楽観的過ぎましょうか。なお、11月からハイパーサーミヤ(保険適用の温熱療法)も受け続けております。
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