精策静脈瘤手術の後遺症などについて

person60代/男性 -

3年前に左精策静脈瘤の顕微鏡下低位結紮術を受けた3日後に両陰嚢(ソフトボ-ル大に肥大)と下腹部・大腿部に皮下出血が生じ、左鼠蹊部から陰嚢に血腫(2cm×5cm)できました。手術をした医師は当初「電気メスで止血凝固した微小血管の瘡蓋がとれて出血」と説明をしていましたが、10日後に「いろいろ考えたが静脈の結紮が外れたことが一番考えられる。鼠径ヘルニアの手術(55年前)をしていたので短い静脈の端での結紮が外れたのかもしれない」「手術箇所が近いこともあり、既往がない者に比べれば結紮が外れるリスクは高くなる」「1本の微小血管から出血した場合であっても、出血点からの出血が行き場を求めて隣接部まで広がり、広範囲に皮下出血が及ぶことは十分にあり得る」と説明をしています。また、術後出血後に両陰嚢に多房性陰嚢水腫が生じましたが、手術前には当院及び他の病院でも陰嚢水腫があると言われたことはありません。手術をした医師は手術当日に行ったMRI検査の画像に陰嚢水腫が写っているので手術前からあった、術後出血とは関係がないと言っています。そこで、下記について医学的知見をお伺かいたします。
1.55年前の鼠径ヘルニア手術既往は精策静脈瘤の結紮が外れるリスクが高くなるという手術をした医師の説明の妥当性。
2.括る必要のない1本の微小血管の瘡蓋がとれた出血が両陰嚢(ソフトボ-ル大に肥大)と下腹部・大腿部に皮下出血が生じ、左鼠蹊部から陰嚢に血腫(2cm×5cm)を生じることがあるのでしょうか。
3.両陰嚢の水腫は術後出血により両陰嚢に多量の血液が流入し貯留したことによって生じたと思われますが、MRIの検査の画像に陰嚢水腫が写っているから手術前からあったという医師の説明の妥当性。陰嚢水腫の診断はMRI検査ではなく超音波検査で行うのが通常ではないでしょうか? 以上につきまして宜しくお願い申し上げます。

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