ケトン食について
person70代以上/男性 -
症状-------
-肺腺癌ステージ4
-EGFR遺伝子変異陽性 exon19del
-PD-L1 70%発現
-骨、胸膜転移有
-ファーストラインはオシメルチニブ使用(10カ月)
-オシメルチニブ抵抗性出現
-胸水の為、タルクにて胸膜癒着術実施済
-セカンドラインAXL阻害剤+オシメルチニブ治験中(8カ月)
副作用はたまに軽い下痢、たまに少々の食欲不振 程度
-PS:1(183cm,77.4Kg,BMI 23)走る事も可
-72歳
-現在腫瘍増大無し。その他特筆すべき異常無し
-治験の主治医の先生との関係は良好
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2020年の5月に栄養学の国際誌Nutrientsに報告された、大阪大学での臨床研究（症例集積研究）で５５人の進行がん（ステージIV）患者（身体機能が保たれており、糖尿病がなく、経口摂取が可能な人）を対象に
ケトン食（ケトジェニックダイエット）の臨床試験（症例集積研究）のデータが報告されたとの事で、１年の時点で３人に完全奏効（CR：腫瘍が完全に消失）、７人に部分奏効（PR：標的病変の30％以上の縮小）が得られたとの事です。
33人（89％）が抗がん剤治療、13人（35％）が放射線治療、26人（70％）が外科的治療（手術）を受けていました。
ケトン食については、私は懐疑的ですが(好きな物を食べて栄養をつけた方が、がん治療には良いと考えています)、今まで見聞きしたなかで、ケトン食を実施したら良くなったような事例がありましたら教えて頂けますでしょうか。
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