甲状腺乳頭癌 低分化癌
person40代/女性 -
はじめまして。妻が甲状腺乳頭癌の手術後、低分化癌との病理診断となりました。
持病:パセドウ病→橋本病(甲状腺機能低下)後、頸にしこり発生。
甲状腺専門のクリニックを訪問しエコーで石灰化腫瘍があり念のため細胞診
→診断:石灰化あり甲状腺右葉に17×15×14の不整形腫瘍あり、乳頭癌と診断
→術前説明:CTの結果、肺などに転移なし
→手術:甲状腺右葉峡切除及び頸部中央部郭清、リンパ節摘出)実施
→摘出臓器確認:摘出した甲状腺の中に癌があり表面にはでていなかったとのこと
→病理診断:
・提出した標本に最大径1.5センチ程周囲との境界不明瞭な白色調の結節形成性に浸潤性増殖する乳管癌あり。50%以上で充実性増殖する低分化な像を呈している。軽度のリンパ球浸潤を伴っている。脈管浸潤の有無は追加検討後、結果報告。
・別に提出した所属リンパ節の一部に低分化な乳頭癌像の転異巣あり。背景甲状腺〇〇にはリンパ濾胞形成性のリンパ球性甲状腺炎の像がみられます。
・この他、リンパ節に2ミリ程、副甲状腺組織も腫瘍のすぐ外側に1ヶ所、高分化乳頭癌巣もあり被包はなく浸潤型
→担当医より:経過観察で3ヶ月後に診断、甲状腺乳頭癌の中の低分化癌で約1%の確率
妻は40歳女性です。担当医の方からは、早めに発見できてよかったですね。甲状腺乳頭癌の低分化がんは約1%とのことなので病例が少なく、ご教示いただけると大変助かります。
1. 年齢や腫瘍のサイズ、転移の状況的に低危険度群に分類されるでしょうか。
2. 低分化癌は進行が早く5年生存率がだいぶ低くでておりますが再発なく長期生存の可能性はありますでしょうか。
3. 再発の可能性はあると考えており、再手術を行い全摘出も考えたほうがよいでしょうか。
4. 軽度のリンパ球浸潤とあり、脈管浸潤がある場合は転移する可能性が高いでしょうか。
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