子宮頸がんワクチンについて

person10代/女性 -

高校一年生の娘ですが、あまり意識していなかったのですが、区から接種が受けられるとのハガキ(推奨ではない)がきました。娘のために接種とは思いますが、過去の副作用が気になります。また、2種類あり、どうしたらいいか?迷います。もう高校一年生なので、定期接種がなくなるので、そろそろ予約と思いますが、これから予約していくコロナワクチンとの関係も気になります。悩み出すときりがないのですが、適切なアドバイスをお願いいたします。

3人が参考になったと投票

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

きょうまいさん
こんにちは

子宮頸がんワクチンについて迷われているようですね。
打った方がいいでしょう。私事ですが、自分の娘には打ちました。

2種類というのは、公費で賄われる2種類を指していますか?
サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)で迷われているならば、ガーダシルの方がいいでしょう。頸癌に関連するHPVだけじゃなく、コンジローマの原因となるHPVも予防できます。

また、金銭の負担を厭わないのであれば、シルガード9という9価のワクチンをお勧めします。
ガーダシルは約70%程度の頸癌を予防できますが、シルガード9は90%以上防げると言われています。
どうせ打つなら9価がいいでしょう。海外ではそれが主流です。日本を除く先進国では9価しか使っていません。

コロナワクチンとは間を2週間空ければ大丈夫なので、頸がんワクチンの合間に打つことができます。

このままスマホで受診・処方を受けたい方へ

【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら

患者目線のクリニック

公的補助でできるのは、2価ワクチン(子宮頸癌ハイリスク群16・18型)と4価ワクチン(2価+コンジローマ6・11型)のヒトパピローマウィルス(HPV)に対するワクチンがあります。この2つとも、子宮頸癌に関係する70%程度に効果がありとされています。
まだ、公費補助にはなっていないようですが、子宮頸癌の90%をカバーできるとされる9価ワクチンもあります。
ワクチンは、あくまでも、それによる利益とリスクの比較で、ご本人が希望されるかどうかともいえます。一定の確率で、子宮頸癌のリスクを減らせるのであれば、医師の立場としては、接種されるほうが有益だと思います。HPVは、性交で感染します。 まだ、性交をしないうちでないと、このワクチンは、すでに、感染したをウィルスを取り除く効果はありません。感染する前に接種が必要です。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師