腎生検での「軽度IgA腎症」判断から数カ月で急激に腎臓機能が悪化した状態が続いています

person50代/男性 -

7年前より軽度糖尿病(HbA1c 6.0前後で推移)、3年前より軽度高血圧症(収縮期130前後で推移)で、2カ月間隔で診察受けていました。2019年3月から尿蛋白(1+)と尿潜血(3+)が続き、2020年8月腎生検を受け(腎生検時CRNN1.42、eGFR41)、「軽度IgA腎症」と診断、検査所見「糸球体23個。全節性硬化3個、分節性硬化、半月体、ボウマン嚢癒着0個。メサンギウム細胞増多軽度(4個程度)が6個の糸球体にみられる。管内細胞増多みられない。糸球体係蹄、基底膜の肥厚はみられない。尿細管は軽度ないし中等度に萎縮を認める(30%程度)。間質は萎縮尿細管周囲に軽度リンパ球浸潤がみられる。血管は小動脈、細動脈内膜、に比較的軽度のelastofibrosisがみられる。糖尿病性腎症を積極的に示唆する所見はない。」また主治医「腎臓はきれい」とのコメント。検査結果を受け、投薬治療を開始、2020年12月初旬(CRNN2.4、eGFR23まで生検時より徐々に悪化)から点滴ステロイド(計3回)とステロイド錠剤投薬も開始し、この10月で終了しました。1.1まで上昇した尿蛋白クレアチニン比は点滴開始後翌月には0.15以下となり現在まで基準内で推移、尿沈渣赤血球は、この8月にやっと1~4個となりました。しかし、CRNNとeGFRは点滴開始後も改善せず、現在まで各々2.7~3.3、20前後で推移しています。また7月から尿素窒素23以下、U-B2M300以下で推移、尿酸UAはずっと基準内です。腎生検から尿蛋白クレアチニン比が基準内となるまでの約4カ月で極端に悪化したわけで、主治医は「悪化スピードが激烈だった」と言っています。本当にそうなのか?CRNNとeGFRが高い原因は他に考えられませんか?ステロイド治療及び投薬治療しかしていませんが、他に改善する可能性がある治療方法はありませんか?

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