2型糖尿病高齢の父と同居、治療意思が弱く同居の母と息子が疲弊。なにか打てる手は
person70代以上/男性 -
患者80才男、糖尿病歴40年、喫煙習慣あり運動習慣なし、軽度認知症あり運動障害ありのため要介護1認定。同居家族は妻70代(病COPDとPBCあり)、40代息子(会社員)2名。プライド高くDV気質で妻の言うこと聞かず、息子とも口論が多い。母病弱、息子激務のため平日家事ヘルパーに依頼。数十年にわたり糖尿を患っているが「運動習慣も意思もなし」「禁煙の意思なし」「食べることへの強い執着」「服薬・通院への低い意欲」のため「服薬量増加→経口摂取量MAX」になる。<ここ1−2年>服薬自己管理不能になり、飲み忘れが日常化。運動なく覚醒時間の9割が自室で寝そべりTVを見る。食事については空腹を感じるたびに冷蔵庫をあさり、3食とは別に無制限に摂取する状況。喫煙は2日で1箱。何度注意、依頼しても喫煙暴食について改善なし。今年1月血液検査でHbA1c12.6、血糖値500超え、2月にも同様の検査結果あり、意識レベルと活動量が低下。食欲は変わらず。2月時点で家族により食料庫の食料撤去、冷蔵庫の冷蔵室の施錠を行う。3月頭通院時に担当医から「いつ意識を失って倒れてもおかしくない状態。早急にインシュリン投与が必要だが、以前より拒否されているので、これはもうご本人の人生観とご判断に任せるしかない」と実質匙を投げられる。その場でも本人はインシュリンを拒否するが付き添いの息子判断でその日からインシュリン8mg投与開始。結果として血糖値は200まで下がり意識レベルは回復したが、同時に食欲と探食行動がさらに上がり、作り置きの3食分の食事を一度に食べてしまう、その後足りないと訴え自分で米を炊き出すなど行動が活発になり結果として血糖コントロールに悪影響となる。典型的な絶望的症例と思われるが、合併症の怖さなど中心とした啓蒙等行うしかないと考える。対人、書籍、サイト等の推奨啓蒙方法、又は上記より欠落した対策あれば願いたい。
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