リーシュマニア症の治療方針について

person30代/男性 -

欧州に在住している30代前半の男性です。先日、「掻いた虫刺されが悪化し、大きくなって腫れあがっています。」という題目で相談させていただきました。症状を要約しますと、半年前の米国訪問中に生じた2か所の虫刺されが在住国に戻った後も治癒せず、現在も潰瘍になっています。

アスクドクターズで相談させていただいた後、在住国のかかりつけ医に見せたところ、通常の虫刺されではなく、サシチョウバエに由来するリーシュマニア症の疑いがあると指摘されました。その後、生検(biopsy)を採取し、専門家の診断をまっている状態です。

もちろん、生検の結果が出るまでは、どのような治療手段も決められないということは理解しています。多少なりとも理解を深めるためにレビュー論文やCDCのホームページ等を参照した結果、専門家であっても慎重な判断を要する感染症ということだけは理解しました。

まだ結果が確定していないのですが、ここでは実際にリーシュマニア症であった場合に、仮に日本で治療を行うためにはどのような手続きが必要になるのかを聞いておきたいと思いました。多少心身に余裕のあるうちに、自分のアクションをスムーズに決定するための情報が知りたいです。治療は、通常の皮膚科にまずかかり、その上で適切なreferenceを書いてもらうということになるのでしょうか。滞在国の医師の診断書がある場合でも同様でしょうか? 在住国では治療薬を購入するために省庁の許可が必要とのことでしたが、同様の行政手続きが日本でも必要でしょうか。来月、最長1か月ほど一時帰国することができるのですが、その間にできることはありますでしょうか。

ルール上、特定の機関名等が出せないということは理解しております。どのような情報でもいただければ大変助かります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

皮膚科分野 に限定して相談しました

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師