【体験談】「もう二度と経験したくない」痛風再発を防ぐために治療を継続
- 作成:2025/06/02
本記事では、40歳で痛風発作を発症し、2度の再発を経験した、男性患者さんの体験談を紹介します。
この記事の目安時間は6分です

痛風発症までの経緯
私が1度目の痛風を発症したのは、12年前、40歳のときです。
深夜、突然、左足親指の付け根あたりにピリピリとした違和感を感じ、目が覚めました。次第にそれが痛みに変わり、やがて激痛になりました。そこで、足を見てみると、左足親指の下部(外反母趾の部分)が赤く腫れあがっていました。布団が当たるだけで痛く、それ以降眠れませんでした。
朝になっても激痛は続き、歩行は困難でしたが、どうにか出社しました。しかし、いつまでも腫れが引かず、骨が折れていると思い、夕方、整形外科を受診しました。
痛風発症後の治療と現在
病院では、医者から『この腫れはおそらく痛風だと思います』といわれました。私はあまりの痛さに骨が折れていると思い込んでいたので、レントゲンをもとってもらいましたが、骨に異常は見られませんでした。
血液検査の結果、尿酸値が8.9mg/dlあり痛風と診断されました。発作が出ると尿酸値は一旦下がるため、発作前は10.0mg/dlを超えていただろうといわれました。尿酸値を下げる薬と痛み止めを処方いただき、1ヶ月程服用しました。痛みは、5日ほど続いたと記憶しています。
それ以降は薬を飲むこともなく過ごしていましたが、6年前に2度目の痛風発作が起きました。再度尿酸値を下げる薬を服用し始めましたが、また3か月程で止めてしまいました。そのときの尿酸値は7.5mg/dlでした。
3度目の痛風発作は2年前です。これで観念し、とうとう薬を継続的に飲み始めました。現在も服用を続け、尿酸値は5.5mg/dl程度です。
尿酸値が高い方へのメッセージ
痛風発作は突然やってきます。
それまで普通にできていたことが、急にできなくなり、QOLは一気に下がります。かなりの激痛です。私はそれを3回経験していますが、もう二度と経験したくないので、薬を服用しています。
痛風発作は本当に突然やってきます。生活改善や薬でリスクを下げられると思うので、早めの受診をおすすめします。

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