本態性血小板症で3年間内服治療を受けています.
内服薬は,アグリリンを朝夕1個内服して現在の血小板数は37.7万です.アスピリンの内服は経験ありません.毎回頂きます血液検査の結果においてもPT,APTT,MCV,白血球数は正常範囲内です.赤血球数とヘマトクリットが正常下限である他に異常値はありません.
先週,主治医の先生からはコントロールは良いので抜歯しても問題ないとの返事でしたので,開業医で親知らずを一度に2本抜歯しました.
しかし,術後にじわじわした出血がとまらず翌日病院歯科に入院となり,1晩圧迫を持続することで止血したので翌日退院となりましたが,凝固因子および血小板凝集能などの検査はなかったので,持続した出血の原因は分かりません.
ちなみに抜歯直後の鎮痛剤はロピオン50mgを2回,ロキソニン1錠です.
調べてみると出血は,血小板数が100〜150万以上ならばvon Willebrand因子が消費されることで血小板凝集異常が生じて出血可能性がでるということであり,私は勝手に血小板数はコントロールされているため血栓症の心配だけをしていたのですが,抜歯程度で入院を要するほど出血するようでは今後の治療,たとえば大腸ポリープ手術やほかの小手術でも術後出血の心配がつきまといます.血小板数のコントロールされていても術後出血の可能性は通常あると思っていた方がよいのでしょうか?また主治医にはどのような検査をお願いしたらよいのでしょうか?