2008年3月に母(現在69歳)に膵臓がんが見つかり、幸い外科手術が出来、以降2週に一度の点滴による抗癌剤治療も継続しているのですが、先日1年以上経過した事もありPET検査をした所、下記の様な検査結果が出てしまい、困惑しております。これがどの程度の危険度なのか、何か良い治療法があるのか(例えば重粒子治療など)…。担当の医師からはとりあえず服用による抗癌剤投与を勧められていますが、あまり積極的な治療法に感じられず不安が募ります。
【検査結果】
1.腎門部レベルの左傍大動脈リンパ節は腫大し、周囲の脂肪織濃度は上昇しています。同部のSUVmax=早期相;3.1→遅延相;3.2と高値を呈している。
2.肝S1、S3の皮膜下にhot Spotがあり、SUVmax=S1で3.6→3.8、S3で2.9→3.2と計測されます。
3.左肺上葉胸膜下、右肺上・中葉胸膜下に複数の点状結節が出現。1cm以下につき、集積有無での評価は出来ません。
4.大腸にはhot spotが散見され、下行結腸主体に等間隔でのspotが見られます。CTではこれに一致した部位で腸管が収縮。蠕動異常に伴った変化が考えられる。
その他の部位に悪性疾患や活動性病変を伴う異常なFDG集積は認めません。2008/10/1のPETで見られていたL1/2椎体周囲への集積(脊椎炎の疑い)は消失しています。骨にはびまん性の硬化像が認められます。
傍大動脈リンパ節転移、肝S1・S2に転移、集積は確認出来ないが多発性肺転移と考えられます。
現在母はそれなりに元気に過ごしておりますが、先行き不安でなりません。どんな事をしてでも助けたいと思っています。何か良い知恵を頂けます様お願い申し上げます。