生理のときも
快適に過ごす方法
徹底解説します

クリニックでの
治療法は?

痛み、吐き気、イライラ…
どうにかしたい

病気のリスクは?

MESSAGE

生理で悩むすべての女性に向けて

生理に関する症状で困っている
ときはぜひ産婦人科に受診を

監修医 柴田 綾子先生(淀川キリスト教病院)
監修医

柴田 綾子先生(淀川キリスト教病院)

産婦人科専門の先生から、生理で悩むすべての女性に向けたメッセージをいただきました

メッセージの内容

  • 生理に関する勘違いや誤解は多い
  • 月経困難症の可能性がある症状
  • 自分でできる対処法
  • 多くの女性が生理痛で困っている
  • 産婦人科の受診に不安がある方へ

生理に関する勘違いや誤解は多い

「生理痛はがまんするもの」「生理に痛みがあるのは当たり前」という勘違いは多いのですが、実は間違いです。多くの生理痛や生理中の症状は、低用量ピル、女性ホルモン剤、漢方などで軽くすることができます。女性は一生のうちで生理を300~500回経験すると言われています。1回1回は「軽い症状だからがまんしよう」と思っていても、それが今後200~300回も続くとしたら、どうでしょうか。日本の研究でも月経痛がひどい女性のほうが生活の質が低いことが分かっています。ご自身に合うお薬や治療法を見つけることができれば、その後の生理が軽くなり、生活や勉強、仕事、趣味などにもっと力が発揮できるかもしれません。

月経困難症の可能性がある症状

生理痛がひどい場合、月経困難症の可能性があります。生理の症状は個人差がありますが、生理中にお腹や腰の痛みが強く、市販の痛み止めで効果が弱い場合は月経困難症の可能性があります。そのほかに、生理中に、頭痛、吐き気、イライラや気分の落ち込みが強いときも月経困難症の可能性があります。これらの症状を我慢していると、部活や勉強、仕事に悪影響が出たり、子宮筋腫や子宮内膜症が隠れていて将来不妊の原因になってしまうことがあります。生理の痛みや症状はがまんせず、ぜひ一度産婦人科へご相談ください。

よくある疑問に
医師が答えます

産婦人科専門の先生に、よくある疑問をぶつけてみました。

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月経困難症について
学ぶ

ひどい生理痛や頭痛、吐き気など、生理期間中に起こる病的な状態を月経困難症と呼びます。
この章では、月経困難症の原因やリスクについて徹底解説します。

月経困難症について学ぶ

治療と対処法を知る

生理痛や頭痛、吐き気などの症状を和らげる方法や、治療法について徹底解説します。

みんなの体験談