主な副作用として、肝障害、パーキンソン症候群〔振戦(手足のふるえ)、筋強剛(筋肉のこわばり)、流涎(よだれが出る)、寡動(動きが極端に少なくなる)、歩行障害、仮面様顔貌、嚥下障害、構音障害(はっきり話せない)など〕、アカシジア(じっとしていられない)、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- じっとして動かない、筋肉のこわばり、ものが飲み込みにくい
[悪性症候群]
- 顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動
[遅発性ジスキネジア]
- けいれん、意識の低下、頭痛
[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
- 食欲不振、吐き気・嘔吐、著しい便秘
[麻痺性イレウス]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。