服用に際して、この説明書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保管してください。
「イスクラ瀉火利湿顆粒」は、中国の医書である「薛氏十六種」に収載されている竜胆瀉肝湯に基づいて製造された中成薬で、リュウタン、オウゴン、サンシシなど9種類の植物性生薬から構成されています。排尿痛、残尿痛、こしけ(おりもの)などの症状に効果があります。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の人は服用しないでください。
生後3ヵ月未満の乳児。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(4)高齢者。
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。
その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
偽アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
腸間膜静脈硬化症・・・長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの次の諸症:排尿痛、残尿感、尿のにごり、こしけ(おりもの)、頻尿
次の量を、いずれも1日3回、食前又は食間に服用してください。
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
成人(15歳以上)・・・1包・・・3回
15歳未満7歳以上・・・2/3包・・・3回
7歳未満4歳以上・・・1/2包・・・3回
4歳未満2歳以上・・・1/3包・・・3回
2歳未満・・・1/4包・・・3回
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
本品1日量3包(7.5g)中、下記成分及び分量の生薬より製した瀉火利湿エキス5.7gを含有します。
成分・・・分量
瀉火利湿エキス(トウキ・・・5.0g ジオウ・・・5.0g モクツウ・・・5.0g オウゴン・・・3.0g タクシャ・・・3.0g シャゼンシ・・・3.0g リュウタン・・・1.5g サンシシ・・・1.5g カンゾウ・・・1.5g)・・・5.7g
※添加物としてトウモロコシデンプン、乳糖を含有します。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないでください。
(4)1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
(5)この文書は、本剤を服用の際に必要な注意事項等が記載されていますので、大切に保管してください。
(6)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
イスクラ産業株式会社 お客様相談室
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-14-2
03-3281-3363
午前9:00から午後5:00まで(土、日、祝日を除く)