この説明文書は服用前に必ずお読みください。また、必要な時に読めるよう大切に保管してください。
ウエストンW錠は、弱った腸のぜん動運動を活発にしてお通じをよくし、腸を正常に保つセンナ・大黄・牽牛子と芍薬・甘草を配合した生薬の便秘薬です。
ウエストンW錠は、便秘の改善とともに、便秘に伴う頭痛やのぼせ、肌あれなどにも効果を発揮します。
ウエストンW錠をおやすみ前に服用されれば翌朝(作用があらわれる時間には、個人差がありますが通常7~10時間後を目安)に効果があらわれます。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
3.大量に服用しないこと
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(4)次の症状のある人。
はげしい腹痛、吐き気・嘔吐
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 : 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : はげしい腹痛、吐き気・嘔吐
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢
4.1週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
○便秘 ○便秘に伴う次の症状の緩和:頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常ハッ酵、痔
次の量を、水又はぬるま湯で服用してください。
〔 年 齢 〕 成人(15才以上)
〔1 回 量 〕 2~3錠
〔1日服用回数〕 1日2回を限度とし、なるべく空腹時に服用してください。
服用間隔は4時間以上おいてください。
ただし、初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら
少しずつ増量又は減量してください。
〔 年 齢 〕 11才~14才
〔1 回 量 〕 1~2錠
〔1日服用回数〕 1日2回を限度とし、なるべく空腹時に服用してください。
服用間隔は4時間以上おいてください。
ただし、初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら
少しずつ増量又は減量してください。
〔 年 齢 〕 11才未満
〔1 回 量 〕 服用しないでください。
〔1日服用回数〕 服用しないでください。
・用法・用量を厳守してください。
・小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
・作用があらわれる時間には個人差がありますが、本剤を空腹時に服用されれば通常7~10時間後(おやすみ前に服用されれば翌朝)に効果があらわれます。
1錠中
〔成分名〕 センナ末
〔分 量〕 215mg
〔作 用〕 腸粘膜を刺激して便通を促します。
〔成分名〕 ダイオウ乾燥エキス
〔分 量〕 22mg(大黄78.6mgに相当)
〔作 用〕 腸粘膜を刺激して便通を促します。
〔成分名〕 ケンゴシ(牽牛子)末
〔分 量〕 20mg
〔作 用〕 腸粘膜を刺激して便通を促します。
〔成分名〕 シャクヤク乾燥エキス
〔分 量〕 13.3mg(芍薬93.2mgに相当)
〔作 用〕 排便時の腹痛などの不快な症状を和らげます。
〔成分名〕 カンゾウ乾燥エキス
〔分 量〕 12mg(甘草93.8mgに相当)
〔作 用〕 排便時の腹痛などの不快な症状を和らげます。
添加物:CMC-Ca、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ステアリン酸Ca、ケイ酸Al、セルロース、ピプロメロース、マクロゴール、カルナウバロウ
・本剤に配合されているセンナ末及びダイオウ乾燥エキスにより、尿が黄褐色又は赤色になることがあります。
・本剤の成分には生薬及び生薬エキスが含まれていますので、製品により錠剤の色調が多少異なることがありますが、効果にはかわりありません。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)ビンの中の詰め物は、輸送中の錠剤の破損を防止するために入れてありますので、フタをあけた後は捨ててください。
(5)使用期限をすぎた製品は服用しないでください。
(6)水分が錠剤に付着しますと、表面の一部が溶けて白い斑点を生じることがありますので、誤って水滴を落としたり、ぬれた手でふれないでください。
〔便秘しがちな方のために〕
(1)規則的な排便の習慣をつけることが大切で、時間をきめて一定時間トイレに入るよう心がけてください。
また、便意をもよおしたときは、がまんせずにトイレに行ってください。
(2)繊維質の多い食物と水分を多くとるように心がけてください。
(例:野菜類、果物、コンニャク、カンテン、海藻など)
(3)適度な運動、腹部マッサージなどを行うよう心がけてください。
(4)早朝、起きがけに冷たい水または牛乳等を飲むと便意をもよおしやすくなります。
製品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い申し上げます。
小林薬品工業株式会社 お客様相談室
岐阜県岐阜市中鶉1丁目139番地
本社所在地:東京都中央区日本橋箱崎町40番6号
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