ご使用に際して、この説明文書を必ずお読みください。
また、必要な時読めるよう大切に保管してください。
●一般に乗物酔いは、動揺病又は加速度病と呼ばれ、乗物の動揺や加速度に対して、体の平衡機能を調節している内耳の迷路器官(三半規管や前庭器官)が刺激されて興奮し、正しいバランスを保てなくなって起こるといわれています。
更に、嘔吐中枢や自律神経系に興奮がひろがり、めまい・はきけ・頭痛といった症状がでてきます。
●トリベミン錠は、乗物酔いによるめまい・はきけ・頭痛を予防及び緩和します。水なしで、かみ砕いて服用することもできます。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故がおこりやすくなります。)
1.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他の乗物酔い薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸鎮痙薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、アレルギー用薬等)
2.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)高齢者
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(5)次の症状のある人
排尿困難
(6)次の診断を受けた人
緑内障、心臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
精神神経系 : 頭痛
泌 尿 器 : 排尿困難
そ の 他 : 顔のほてり、異常なまぶしさ
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
口のかわき、便秘、眠気、目のかすみ
乗物酔いによるめまい・はきけ・頭痛の予防及び緩和
乗物酔いの予防には乗車船30分前に次の1回服用量を服用してください。
〔年 齢〕 大人(15歳以上)
〔1回服用量〕 2錠
〔年 齢〕 7歳~14歳
〔1回服用量〕 1錠
〔年 齢〕 5歳~6歳
〔1回服用量〕 1/2錠
〔年 齢〕 5歳未満
〔1回服用量〕 服用しないでください
なお、必要に応じて追加服用する場合には、4時間以上の間隔をおいてください。
1日の服用回数は2回を限度としてください。
本剤は、かみ砕いて服用することもできます。
<用法・用量に関連する注意>
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
トリベミン錠は、白色の錠剤で、4錠(大人1日量)中に次の有効成分を含んでいます。
〔成 分〕 塩酸メクリジン
〔含 量〕 50mg
〔作 用〕 内耳迷路の興奮を抑え、嘔吐中枢を鎮静してめまい・はきけ・頭痛
をしずめます。
〔成 分〕 スコポラミン臭化水素酸塩水和物
〔含 量〕 0.2mg
〔作 用〕 自律神経の興奮を抑え、めまい・はきけ・頭痛をしずめます。
〔成 分〕 無水カフェイン
〔含 量〕 40mg
〔作 用〕 頭痛をやわらげます。
添加物として、乳糖、D-マンニトール、白糖、l-メントール、ステアリン酸Mgを含有します。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
(4)1錠を分割した残りを服用する場合には、袋(アルミパック)の口を折り返し湿気を避けて保管し、2日以内に服用してください。
(5)使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。
★乗物酔いをさけるために、次のことに注意しましょう。
1.出発の前夜は、十分な睡眠をとりましょう。
2.食べ過ぎ、飲み過ぎないように注意しましょう。
3.乗物に乗る前には、トイレにいっておきましょう。
4、乗物に乗ったら、リラックスするように心がけましょう。
本製品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い申し上げます。
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0120-965-961
9:00~17:00(土、日、祝日を除く)