ご使用に際して、この説明文書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保存してください。
女性が40才から50才位になりますと、卵巣の働きが衰え、各種ホルモンの
分泌に異常をきたして、色々な身体の変調が出てきます。これを更年期障害と
いいますが、最近では、更年期に達していない20才代あるいは30才代の
女性も更年期障害様症候群(種々の神経症状あるいは精神症状等)があらわれる
人がかなり多くなっています。神経症状としては、どうき、息ぎれ、めまい、
のぼせ、頭痛、便秘等が、また、この他にも血の道症、月経痛、月経不順、
こしけあるいは冷え症、血色不良等の症状があらわれる人が多い様です。
じょとくは、この様な症状に改善効果のある生薬やビタミン等を配合した女性保健薬です。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(4)次の診断を受けた人
腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに
服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 食欲不振、胃部不快感、吐き気・嘔吐
3.しばらく服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を
持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
血の道症(注1)、冷え症、手足のしびれ、月経不順、こしけ(注2)、どうき、
息ぎれ、めまい、のぼせ、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ、血色不良、便秘、月経痛
(注1)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモン
の変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および
身体症状のことを示します。
(注2)「こしけ」とは、おりもののことを示します。
〔 年 齢 〕 大人(15才以上)
〔1 回 量 〕 5錠
〔1日服用回数〕 3回毎食後
〔 年 齢 〕 15才未満
〔1 回 量 〕 服用しないこと
〔1日服用回数〕 服用しないこと
用法・用量を厳守すること。
1日量(15錠)中
〔成 分〕 〔含 量〕
ダイオウ末 200mg
カノコソウ末 200mg
ケイヒ末 150mg
チョウジ末 50mg
ビャクジュツ末 100mg
シャクヤク末 300mg
ニンジン末 50mg
ブクリョウ末 200mg
トウキ末 300mg
チアミン硝化物(ビタミンB1) 10mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5mg
シアノコバラミン(ビタミンB12) 3μg
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE) 10mg
含糖酸化鉄 100mg
アスパラギン酸カリウム・マグネシウム 100mg
フイチン「ウシズ」 100mg
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム 50mg
添加物として白糖、炭酸Ca、タルク、ゼラチン、バレイショデンプン、赤色102号を含有します。
本剤の服用により、便が黒くなることがありますが、含糖酸化鉄の鉄分によるためです。
(1)本剤を服用する場合、湿った手・ぬれた手で取扱わないこと。(水分が錠剤に触れると、表面の糖衣が変色したり、脱色したり、あるいは亀裂を生じることがある。)
(2)容器を冷たい場所から出した時は、室温にもどしてから開栓すること。
(3)品質を保持するために、服用の都度キャップをしっかりしめること。
(4)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
(5)小児の手の届かない所に保管すること。
(6)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(7)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。なお、使用期限内であっても、開栓後は品質を保持するため用法・用量を守りなるべく早く服用すること。
(8)容器の落下等の衝撃により錠剤に亀裂が入り、品質に影響を与えることがあるので、外箱に入れて保管する等取扱いに注意すること。
本剤のご使用により、変わった症状があらわれる等、何かお気付きの点が
ございましたら、お買い求めの薬局・薬店又は下記までご連絡頂きますよう
お願い申し上げます。
日邦薬品工業株式会社 お客様相談室
東京都渋谷区代々木3-46-16
03(3370)7174(代表)
9:00~17:00(土・日・祝日を除く)