(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の部位には使用しないこと
顔面、粘膜(口腔、鼻腔、腟など)や陰股部(陰のうなど)
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(3)患部が広範囲の人。
(4)深い傷やひどいやけどの人。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この容器を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
1.手指の殺菌消毒
2.創傷面の殺菌消毒
1.手指の殺菌消毒:本剤を水で100~200倍にうすめた液(ベンザルコニウム塩化物0.05~0.1%溶液)で洗う。
2.創傷面の殺菌消毒:本剤を水で400~1,000倍にうすめた液(ベンザルコニウム塩化物0.01~0.025%溶液)で患部を洗うか、脱脂綿またはガーゼなどに浸して患部に軽く塗る。
<用法・用量に関連する注意>
(1)定められた用法を守ること。(2)原液のまま使用しないこと。(3)原液または濃厚液が皮膚に付着した場合は、炎症を起こすことがあるので、すぐ水で洗い流すこと。(4)目に入らないように注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること。(5)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。(6)患部に軽く塗るだけにとどめ、ガーゼ、脱脂綿などに浸して貼付しないこと。(7)石けん類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石けん分を洗い流してから使用すること。(8)外用にのみ使用し、内服しないこと。
ベンザルコニウム塩化物、10w/v%水溶液
(塩化ベンザルコニウム)
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(1)直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。(2)小児の手の届かない所に保管すること。(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。(4)使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。(5)皮革製品に付着した場合は、変質させることがあるので注意すること。(6)染色した布地は退色することがあるので注意すること。
必ずうすめて使用すること
〔その他の公衆衛生・家庭衛生分野での使用法〕
1.食器・器具類の消毒:茶碗、皿、コップ、ナイフ、包丁類、調理器具などは水洗いした後、本剤の200~500倍液に5分間以上浸した後水洗いする。
2.家屋、乗物などの消毒:床、畳、家具、調度品、手洗場、浴槽、便所、座席、手すり、電話機などは、本剤の200~500倍液で清拭するか、または噴霧する。
3.ごみ箱、冷蔵庫の消毒:本剤の100~200倍液を噴霧する。
4.その他:食品工場、清涼飲料水工場、缶詰・製菓工場の施設、器具の消毒には本剤の200~500倍液を用いる。
〔希釈方法〕
本剤のキャップ1杯は約5mLである。
<キャップを用いたうすめ方>
●100倍液・・・・・本剤2杯を水1Lにうすめる。
●200倍液・・・・・本剤1杯を水1Lにうすめる。
●400倍液・・・・・本剤1杯を水2Lにうすめる。
●500倍液・・・・・本剤2杯を水5Lにうすめる。
●1,000倍液・・・本剤1杯を水5Lにうすめる。
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