ご使用に際して、この説明文書を必ずお読み下さい。また、必要な時に読めるよう大切に保存して下さい。
レジャール錠・学童用は、お子様の乗物酔いを予防し、酔った時でも症状を緩和してくれる白色の小さな錠剤です。
本剤は、小児用ですが、乗物酔い薬として定めた一般的な注意事項を定めています。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないこと
他の乗物酔い薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、
抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、アレルギー用薬)
2.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと
(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがある。)
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)本人又は家族がアレルギー体質の人。
(5)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
排尿困難
(7)次の診断を受けた人。
緑内障、心臓病、てんかん、甲状腺機能障害
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
服用後、次の症状があらわれた場合
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 ふ : 発疹・発赤、かゆみ
精神神経系 : 頭痛
そ の 他 : どうき、顔のほてり、排尿困難、異常なまぶしさ
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること
口のかわき、便秘
乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和
乗物酔いの予防には、乗車船30分から1時間前に次の1回量を服用すること。
〔 年 齢 〕 7才以上15才未満
〔1 回 量 〕 2錠
〔1日服用回数〕 4時間以上の間隔をおいて2回まで
〔 年 齢 〕 5才以上7才未満
〔1 回 量 〕 1錠
〔1日服用回数〕 4時間以上の間隔をおいて2回まで
〔 年 齢 〕 5才未満
〔1 回 量 〕 服用しないこと
〔1日服用回数〕 服用しないこと
その後必要な場合には、1回量を4時間以上の間隔をおいて服用すること。
なお、1日の服用回数は2回までとして下さい。
<用法・用量に関連する注意>
(1)用法・用量を厳守すること。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
(3)錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用して下さい。
(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)
1日量(4錠)中
〔分 類〕 抗アセチルコリン剤
〔成 分〕 スコポラミン臭化水素酸塩水和物
〔含 量〕 0.2mg
〔はたらき〕 乗物酔いにおける吐き気、めまい等の症状を緩和し、予防します。
〔分 類〕 中枢興奮剤
〔成 分〕 ジプロフィリン
〔含 量〕 50mg
〔はたらき〕 乗物酔いからくる頭痛に対し緩和し、予防します。
〔分 類〕 鎮静剤
〔成 分〕 アリルイソプロピルアセチル尿素
〔含 量〕 60mg
〔はたらき〕 乗物酔いに影響を及ぼす不安、緊張を取除きます。
〔分 類〕 ビタミン剤
〔成 分〕 ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
〔含 量〕 10mg
〔はたらき〕 乗物酔いにおける吐き気等の症状を緩和し、予防します。
添加物としてカルメロースNa、硬化油、カルメロースCa、乳糖水和物、エチルセルロース、マクロゴール、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースを含有します。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
〔乗物酔いをさけるための注意〕
★乗物酔いをさけるために、次の点にもご注意下さい。
前日は睡眠をよくとりましょう。
胃に長く残るものはなるべく食べない様にしましょう。
体をしめつける様な服はやめましょう。
乗物の中では、本は読まない様にしましょう。
「決して乗物に酔わない」と思う様に心掛けましょう。
本剤のご使用により、変わった症状があらわれる等、何かお気付きの点がございましたら、お買い求めの薬局・薬店又は下記までご連絡頂きますようお願い申し上げます。
日邦薬品工業株式会社 お客様相談室
東京都渋谷区代々木3-46-16
03(3370)7174(代表)
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