ご使用に際して、この説明文書を必ずお読みください。
また、必要な時読めるよう大切に保管してください。
アフタガードは・・・
ほんのり甘い“軟膏タイプ”の口内炎治療薬です。口腔粘膜への優れた付着力があり、口内炎をしっかり保護します。
抗炎症作用のあるトリアムシノロンアセトニドが患部の炎症を鎮め、口内炎を改善します。
「口内炎(アフタ性)」とは
頬の内側や舌、唇の裏側などに、周りが赤っぽく、中央部が浅くくぼんだ白っぽい円形の痛みを伴う浅い小さな潰瘍(直径10mm未満)が1~数個できた炎症の総称です。その原因は明確ではありませんが、ストレス、疲労、あるいは偏った栄養摂取が関与すると言われています。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用がおこりやすくなります)
1.次の人は使用しないでください
(1)感染性の口内炎が疑われる人。(医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください)
●ガーゼなどで擦ると容易に剥がすことのできる白斑が口腔内全体に広がっている人。(カンジダ感染症が疑われる)
●患部に黄色い膿がある人。(細菌感染症が疑われる)
●口腔内に米粒大~小豆大の小水疱が多発している人、口腔粘膜以外の口唇、皮膚にも水疱、発疹がある人。(ウイルス感染症が疑われる)
●発熱、食欲不振、全身倦怠感、リンパ節の腫脹などの全身症状がみられる人。(ウイルス感染症が疑われる)
(2)口腔内に感染を伴っている人。(ステロイド剤の使用により感染症が悪化したとの報告があることから、歯槽膿漏、歯肉炎等の口腔内感染がある場合には使用しないでください)
(3)5日間使用しても症状の改善がみられない人。
(4)1~2日間使用して症状の悪化がみられる人。
1.次の人は使用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことのある人。
(3)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(4)授乳中の人。
(5)患部が広範囲にある人。
(6)高齢者。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
使用後、次の症状があらわれた場合
〔関係部位〕 〔症 状〕
口 腔 内 :白斑(カンジダ感染症が疑われる)、患部に黄色い膿(細菌
感染症が疑われる)、味覚の異常、しびれ感
そ の 他 :アレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)
3.本剤使用後、次の症状があらわれた場合には、感染症による口内炎や他疾患による口内炎が疑われるので使用を中止し、医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
発熱、食欲不振、全身倦怠感、リンパ節の腫脹、水疱(口腔内以外)、発疹・発赤、かゆみ、口腔内の患部が広範囲に広がる、目の痛み、かすみ目、外陰部潰瘍
口内炎(アフタ性)
本剤が対象とする「口内炎(アフタ性)」は、頬の内側や舌、唇の裏側などに、周りが赤っぽく、中央部が浅くくぼんだ白っぽい円形の痛みを伴う浅い小さな潰瘍(直径10mm未満)が1~数個できた炎症の総称です。
1日1~数回、適量を患部に塗布します。
<用法・用量に関連する注意>
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
(3)本剤は口腔用にのみ使用し、口腔用以外には使用しないでください。
(4)痛みが治まったら使用を終了してください。
(5)使用後はしばらく飲食を避けてください。
(6)入れ歯の接着など治療以外の目的に使用しないでください。
100g中
〔成 分〕 トリアムシノロンアセトニド
〔分 量〕 100mg
〔働 き〕 患部の炎症を鎮め、口内炎を改善します
添加物として、ゲル化炭化水素、カルメロースNa、サッカリンNa、香料を含有します。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わるおそれがあります)
(4)使用期限をすぎた製品は、使用しないでください。
(5)使用後はチューブの口やその周辺に付着した軟膏を拭き取ったあと、キャップをしっかりしめて保管してください。(付着した軟膏が水分の影響で固まってしまうことがあります)
≪アフタガードの使用方法≫
①よく手を洗い指先を清潔にしましょう。
②お口の中をすすいできれいにしてください。
③ティッシュペーパーやガーゼなどで軽く押さえるようにして患部のまわりの水分や唾液を拭き取ってください。
(患部が乾きすぎると軟膏がつきにくくなりますので注意してください)
④最初にチューブをあけるときは、キャップの反対側のとがった先を使います。
指先の水分や唾液をティッシュペーパーやガーゼなどで拭き取り、チューブから患部をおおうだけの量を指先にとります。
⑤鏡などをみて患部のまわりからおおうようにつけます。つけた後、舌でさぐらないようにし、しばらくは食べもの・飲みものをひかえましょう。(食後やおやすみ前につけるのがよいでしょう)
⑥チューブの口やその周辺に付着した軟膏をティッシュペーパーやガーゼなどできれいに拭き取ったあと、キャップをしっかりしめてください。(水分の影響で軟膏が固まることがあります)
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