この説明書は本剤とともに保管し、
服用前に必ずお読みください。
★イソピロ錠の特徴★
イソピロ錠は、解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンに、アリルイソプロピルアセチル尿素を配合して鎮痛作用を高め、さらに、無水カフェインを加えて解熱鎮痛作用を高めるとともに、眠気を防止します。
イソピロ錠は、割線を有する白色の錠剤です。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1.次の人は服用しないで下さい。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬、乗物酔い薬
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気があらわれることがあります。)
4.服用前後は飲酒しないでください。
5.長期連用しないでください。
1.次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)高齢者
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(5)次の診断を受けた人
心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消 化 器 : 吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系 : めまい
そ の 他 : 過度の体温低下
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合には直ちに医師の診療を受けてください。
〔症状の名称〕ショック(アナフィラキシー)
〔症 状〕服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
〔症状の名称〕皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症
〔症 状〕高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
〔症状の名称〕肝機能障害
〔症 状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
〔症状の名称〕腎障害
〔症 状〕発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
〔症状の名称〕間質性肺炎
〔症 状〕階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
〔症状の名称〕ぜんそく
〔症 状〕息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
1)頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛
2)悪寒・発熱時の解熱
次の1回量を1日3回を限度とし、なるべく空腹時を避けて水又はぬるま湯で服用してください。服用間隔は4時間以上おいてください。
〔 年 齢 〕 成人(15歳以上)
〔1 回 量 〕 2錠
〔 年 齢 〕 7歳以上15歳未満
〔1 回 量 〕 1錠
〔 年 齢 〕 5歳以上7歳未満
〔1 回 量 〕 1/2錠
<用法・用量に関する注意>
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)本剤は5歳未満の乳幼児には服用させないでください。
(3)錠剤の取り出し方
図のように、錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出してお飲みください。
(誤ってそのまま飲み込んだりすると、食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)
(6錠中)
〔成 分〕 アセトアミノフェン
〔分 量〕 900mg
〔作 用〕 痛みを抑え、熱を下げます。
〔成 分〕 アリルイソプロピルアセチル尿素
〔分 量〕 180mg
〔作 用〕 痛みを抑える働きを助けます。
〔成 分〕 無水カフェイン
〔分 量〕 150mg
〔作 用〕 鎮痛作用を高め、眠気を防止します。
添加物:乳糖、セルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロース
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでさい。(誤用の原因になったり、品質が変わります。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
★発熱時の養生法★
(1)食事は栄養価が高くて消化がよく温かいものを食べ、水分を多く摂るように心掛けてください。
(2)汗をかいたら早く着替えて体を冷やさないようにしてください。
(3)出来るだけ安静にしてください。
日本薬品株式会社 お客様相談室
〒841-0032 佐賀県鳥栖市大正町716
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