この説明書は、お薬とともに保管し、服用の際には、必ずお読みください。
六神丸は、古代、中国で創製された処方で、その名称は、青竜、白虎、朱雀、玄武の四神に、勾陳、とう蛇の二神を加え、六神となしたことに由来しています。
そして、六神丸が日本に伝来するに及んで、逐次、処方に改良が加えられ、現在の六神丸が誕生したのです。
虔脩ホリ六神丸は、精選した蟾酥、牛黄、麝香等の6種の動植物生薬を適正に配合して製造された六神丸で、どうき、息切れ、気つけにすぐれた効きめを現わします。
(成分の作用と特長)
蟾酥 シナヒキガエルの表皮腺の分泌物を乾固したもので、心筋に働いて拍動を強くします。
牛黄 牛の胆のう中にごくまれに発見される褐色の小球塊で、心臓の拍動を強めます。
麝香 麝香鹿の腺分泌物で、呼吸機能を高め、強心効果を現わします。
人参 薬用人参の根を乾燥したもので、強壮作用により気力を高めます。
沈香 ジンチョウゲ科の常緑高木の木部に樹脂が沈着した部分を採取したもので、芳香があり、気を鎮める作用があります。
動物胆 豚の胆汁で、消化器の働きをよくし、他の成分の吸収を助けます。
〔守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる〕
本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の強心薬
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦または妊娠していると思われる人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 : 〔症 状〕
皮膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 吐き気・嘔吐
3.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
どうき、息切れ、気つけ
朝夕および就寝前に水またはお湯で服用すること
年齢 1回量 服用回数
大人(15才以上) 3粒 1日3回
15才未満 服用しないこと
口中にとどめたり、かんだりせずに、水またはお湯で服用すること(口中にとどめたり、かんだりすると成分の性質上、舌や口中にしびれ感がしばらく残ります。)
9粒中
蟾酥 5mg
牛黄 2mg
麝香 1mg
人参 5.5mg
沈香 2mg
動物胆 3mg
添加物としてパラベン、アラビアゴム、カルメロース、薬用炭、ヒドロキシプロピルスターチを含有します。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること
(2)小児の手の届かない所に保管すること
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと
製品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店、または下記にお願いいたします。
救心製薬株式会社 お客様相談室
東京都杉並区和田1-21-7
03-5385-3211(代表)
9時~17時(土、日、祝日、弊社休業日を除く)