ご使用に際して、この添付文書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保管してください。
魚の目・タコ・イボ用薬
ウオノメコロリ絆創膏はサリチル酸の角質軟化溶解作用を利用した医薬品(角質剥離剤)です。厚く硬くなった皮膚をやわらかくし、魚の目・タコ・イボを取り除きます。薬剤部に粘着性があるので、患部に密着して有効成分サリチル酸の浸透効果を高めます。又保護用パッドが外部の刺激による患部の痛みをやわらげます。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は使用しないでください。
乳幼児(7歳未満)
2.次の部位には使用しないでください。
(1)顔面、目の周囲や唇、粘膜など。
(2)首などの皮膚のやわらかい部分。
(3)炎症又は傷のある患部。
3.次の症状には使用しないでください。
(1)水イボ
(2)老人性イボ(黒褐色の扁平なイボ)
(3)尖圭コンジローム(肛門周囲や外陰部にできたイボ)
(4)一列に並んだイボ、群生したイボ、身体に多発したイボ。
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)糖尿病の治療を受けている人。
(4)医師の治療を受けている人。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
3.本剤を1ヶ月くらい使用しても症状の改善がみられない場合や、使用後、かえって症状が悪化した場合は使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。ただし、イボの治療は数ヶ月かかる場合もあります。
4.本剤をイボにご使用の場合、本剤が有効なのは表面がザラザラした硬い角質化したイボです。他のイボについては医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
魚の目、タコ、イボ
被覆してある剥離紙をはぎ取り、中央部のサリチル酸絆創膏が患部を覆うように貼り付けます。
※裏面〈ウオノメコロリ絆創膏の上手な使い方〉をご覧ください。
〈ウオノメコロリ絆創膏の上手な使い方〉
1.患部を清潔に乾いた状態にします。
※入浴後、患部をよく拭いてからご使用になると一層効果的です。
2.本品を剥離紙からはがして、薬剤部を患部にあて、ずれないようにしっかり密着させ2~3日貼り続けます。薬剤部から有効成分サリチル酸が浸透し、患部が白く変化してきます。
※薬剤部が患部からずれたり、入浴等で絆創膏がはがれた場合は貼り替えてください。ぬれた場合は水分をよく拭き取ってご使用ください。
3.白く軟化しはがれ始めた患部をピンセット等で痛みを感じない程度に取り除いてください。患部をお湯につけると取り除きやすくなります。
※痛む場合は無理に取り除かないでください。
4.患部が完全に取れるまで1.~3.の要領で繰り返しご使用ください。患部が取れた後、皮膚は自然に再生されます。
※魚の目はしん(角質柱)を完全に取り除かないと再発します。
※イボを取り除くと滑らかな皮膚が見えてきます。
貼付例:魚の目の場合
1.定められた用法及び用量をお守りください。
2.本剤は外用にのみ使用し、内服しないでください。
3.小児に使用させる場合には、必ず保護者の指導監督のもとに使用させてください。
4.薬剤が健康な皮膚に付着すると、その部分も白く軟化し、痛んだりするので、患部からずれないように使用してください。
5.薬剤部が患部よりひとまわり小さいサイズをお選びください。
6.一度に全部の患部に使用せず、1ヶ所ずつ使用してください。
膏体100g中
成分・・・分量
サリチル酸・・・50g
添加物として精製ラノリン、エステルガム、ポリブテン、生ゴムを含む。
1.小児の手のとどかない所に保管してください。
2.直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
3.誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないでください。
ウオノメコロリ絆創膏は有効成分サリチル酸の効果で角質をやわらかく軟化させ、硬くなった角質を取り除きます。
角質軟化剤 サリチル酸50%配合
※ウオノメコロリ絆創膏足うら用・足指用共通の説明書です。
〈足うら用〉には図の足うら用、〈足指用〉には図の足指用がそれぞれ入っています。
製品について、何かお気付きの点がございましたら、お買い求めの薬局・薬店又は下記までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
横山製薬株式会社 お客様相談室
〒673-0882 兵庫県明石市相生町2丁目2番16号
(078)911-2948
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