服用前にこの添付文書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保存してください。
漢方処方には古方、後世方及び経験方を含めて何千という処方がありますが、この中でも漢方関係の成書の多くに今まで納められているような処方は、長い年月その効果が保証されてきた処方といえましょう。
当社では特に「金匱要略(きんきようりゃく)」からこの処方を選んで、原典に基づいて、蜂蜜で練ったのみ易い丸剤にしました。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の人は服用しないこと
(1)胃腸の弱い人。
(2)下痢しやすい人。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消 化 器 : 食欲不振、胃部不快感、腹痛
そ の 他 : 動悸、のぼせ、口唇・舌のしびれ
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ
大人1回10丸 1日3回 食後すぐ水にて服用してください。
*15歳未満は服用しないでください。
<用法・用量に関連する注意>
定められた用法・用量を厳守してください。
1日量30丸(1丸320mg)中
〔成 分〕 〔分 量〕 〔成 分〕 〔分 量〕
地黄(ジオウ)末 1,777mg 日局 ブクリョウ末 666mg
山茱萸(サンシュユ)末 888mg 日局 ボタンピ末 666mg
日局 サンヤク末 888mg 日局 ケイヒ末 222mg
日局 タクシャ末 666mg 日局 ブシ末 222mg
添加物:ハチミツ、コメデンプン、白色セラック
<成分・分量に関連する注意>
本剤は天然物(生薬)を用いていますので、丸剤の色が多少異なることがありますが、品質に問題はありません。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
(5)濡れた手や湿気を帯びた手で取り扱わないでください。(水分は丸剤の色や形が変わる原因になります。)
(6)1回服用量の取り出し方
本剤はハチミツで練って製造していますので、まれに丸剤どうしがくっつくことがありますが、品質に問題はありません。そのような場合は、容器ごと軽く振ってから服用してください。
①容器を斜めにして上下に振り、中フタの取り出し口より上フタへ多めに入れます。
②容器をおこして丸剤をこぼさないように上フタを開けます。
③計量凹みに入るように左右にかるく動かし、全部の凹みに丸剤が入りましたら余りは取り出し口から容器に戻します。
④取り出し口を指でおさえて上フタに入れます。これが1回服用量です。
本品についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い致します。
株式会社阪本漢法製薬 お客様相談室
大阪市北区曽根崎2丁目7番4号
06-6131-1300
祝祭日を除く 月~金曜日 10:00~17:00