ご使用に際して、この説明文書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるように大切に保管してください。
●「十全大補湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書「和剤局方」諸病門に収載されている薬方です。体力の低下を大いに補うという意味で名付けられています。
●衰えた体に活力を与え滋養することにより、疲れやだるさ、病後・術後の体力低下に効果があります。
●手足の冷え、貧血、食欲不振といった症状に効果があります。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)胃腸の弱い人
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。
その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
〔症状の名称〕肝機能障害
〔症 状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
体力虚弱なものの次の諸症:病後・術後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
〔 年 齢 〕 成人(15才以上)
〔1 回 量 〕 4錠
〔1日服用回数〕 3回
〔 年 齢 〕 15才未満7才以上
〔1 回 量 〕 3錠
〔1日服用回数〕 3回
〔 年 齢 〕 7才未満5才以上
〔1 回 量 〕 2錠
〔1日服用回数〕 3回
〔 年 齢 〕 5才未満
〔1 回 量 〕 服用しないこと
〔1日服用回数〕 服用しないこと
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
成人1日の服用量12錠(1錠351mg)中、次の成分を含んでいます。
十全大補湯エキス(1/2量)・・・・・・・・・・・・・・・・・3,100mg
〔ニンジン・オウギ・ビャクジュツ・ブクリョウ・トウキ・シャクヤク・ジオウ・センキュウ・ケイヒ各1.5g、カンゾウ0.75gより抽出。〕
添加物として、タルク、ステアリン酸Mg、二酸化ケイ素、水酸化Al/Mg、クロスCMC-Na、セルロース、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヒプロメロースを含有する。
<成分に関連する注意>
本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、錠剤の色が多少異なることがあります。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(ビン包装の場合は、密栓して保管してください。なお、ビンの中の詰物は、輸送中に錠剤が破損するのを防ぐためのものです。開栓後は不要となりますのですててください。)
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限のすぎた商品は服用しないでください。
(5)水分が錠剤につきますと、変色または色むらを生じることがありますので、誤って水滴を落としたり、ぬれた手で触れないでください。
(6)4錠分包の場合、1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管してください。なお、2日をすぎた場合には服用しないでください。
〔健康アドバイス〕
●食事はバランスよく
バランスのよい食事は、生活のリズムを保つために大切なことです。さまざまな栄養素をとるために、1日30種類の食品をとりましょう。
●規則正しい生活を
睡眠不足や疲労、ストレス、偏った食事などは、健康のためによくありません。睡眠を十分にとって、規則正しい生活を心がけましょう。
●体は適度に動かしましょう
体を動かすことは、新陳代謝を高めるために大切です。ただし、運動の目的はあくまでも健康維持です。体に無理のない、マイペースでできる運動をしましょう。
本剤について、何かお気づきの点がございましたら、お買い求めのお店又は下記までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
クラシエ薬品株式会社 お客様相談窓口
東京都港区海岸3-20-20(〒108-8080)
(03)5446-3334
10:00~17:00(土、日、祝日を除く)