服用前にこの添付文書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保存してください。
漢方製剤
●「葛根湯」は、漢方の原典といわれる中国の医書「傷寒論」、「金匱要略」に収載されている処方です。代表的な発汗剤の1つで、熱のある急性の病態にも、熱のない慢性の病態にも、主に汗をかかせることによって感冒、鼻かぜ、頭痛、肩こりなどの症状を改善していきます。
●葛根湯処方の最大量25gの生薬から抽出して得られたエキスを全量配合した満量処方です。
●飲みやすく服用量を調節しやすい顆粒ですので、1歳のお子さまから大人まで幅広く服用できます。
●眠くなる成分は入っておりませんので、仕事や車の運転などにも支障はありません。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
生後3ヵ月未満の乳児。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)発汗傾向の著しい人。
(6)高齢者。
(7)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(8)次の症状のある人。
むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気、食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
偽アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.1ヵ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
成人(15歳以上)・・・1包・・・3回
7歳以上 15歳未満・・・2/3包・・・3回
4歳以上 7歳未満・・・1/2包・・・3回
2歳以上 4歳未満・・・1/3包・・・3回
2歳未満・・・1/4包・・・3回
*食間とは食後2~3時間を指します。
*微温湯又は水で服用してください。
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
(3)定められた用法・用量を厳守してください。
成人1日量3包(1包3.0g)中
成分・・・分量
葛根湯エキス(日局 カッコン・・・8.0g、日局 マオウ・・・4.0g、日局 タイソウ・・・4.0g、日局 ケイヒ・・・3.0g、日局 シャクヤク・・・3.0g、日局 カンゾウ・・・2.0g、日局 ショウキョウ・・・1.0g より製した乾燥エキス)・・・4.34g
添加物:乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色調等が多少異なることがあります。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)湿気などにより薬が固化することがありますので、1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、速やかに服用してください。
(5)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
本剤についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願い致します。
お客様相談室
兵庫県尼崎市名神町1-5-12
06-6423-0565
祝日を除く月~金曜日 10:00~17:00