使用に際して、この説明文書を必ず読むこと。
また、必要な時に読めるよう大切に保管すること。
1.4種の成分がはたらいて、痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
●プレドニゾロン酢酸エステルが出血、はれ、かゆみをおさえ、リドカインが痛み、かゆみをしずめます。
●アラントインが傷の治りをたすけ組織を修復するとともに、ビタミンE酢酸エステルが血液循環を改善し、痔の症状の緩和をたすけます。
2.肛門内部・外部の痔に使用できる携帯に便利な痔疾用薬です。
●患部や薬剤に直接手を触れず衛生的に注入できます。
3.刺激が少なく、なめらかですべりのよい油脂性基剤が傷ついた患部を保護します。
●患部を傷つけないように、容器先端(ノズル)を丸くしています。
●白色~わずかに黄みをおびた白色の軟膏です。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.次の人は使用しないこと
(1)本剤または本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)患部が化膿している人。
2.長期連用しないこと
1.次の人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹・発赤、かゆみ、はれ
その他 : 刺激感、化膿
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
〔症状の名称〕ショック(アナフィラキシー)
〔症 状〕使用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、
のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
3.10日間位使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
いぼ痔・きれ痔(さけ痔)の痛み・出血・はれ・かゆみの緩和
●ノズル部分を肛門内に挿入し、全量をゆっくり注入すること。
(肛門内に注入する場合)
〔 年 齢 〕 成人(15歳以上)
〔1 回 量 〕 1個
〔1日使用回数〕 1~2回
〔 年 齢 〕 15歳未満
〔1 回 量 〕 使用しないこと
〔1日使用回数〕 使用しないこと
または
●次の量を患部に塗布すること。なお、一度塗布に使用したものは、注入には使用しないこと。(患部に塗布する場合)
〔 年 齢 〕 成人(15歳以上)
〔1 回 量 〕 適量
〔1日使用回数〕 1~3回
〔 年 齢 〕 15歳未満
〔1 回 量 〕 使用しないこと
〔1日使用回数〕 使用しないこと
<用法・用量に関連する注意>
(1)肛門部にのみ使用すること。
(2)肛門内に注入する場合、ノズル部分のみを挿入して使用すること。
(3)用法・用量を厳守すること。
1個(2g)中
〔はたらき〕 炎症をおさえ、出血、はれ、かゆみをしずめます。
〔成 分〕 プレドニゾロン酢酸エステル
〔含 量〕 1mg
〔はたらき〕 局所の痛み、かゆみをしずめます。
〔成 分〕 リドカイン
〔含 量〕 60mg
〔はたらき〕 傷の治りをたすけ、組織を修復します。
〔成 分〕 アラントイン
〔含 量〕 20mg
〔はたらき〕 末梢の血液循環をよくし、うっ血の改善をたすけます。
〔成 分〕 ビタミンE酢酸エステル(トコフェロール酢酸エステル)
〔含 量〕 50mg
添加物:白色ワセリン、中鎖脂肪酸トリグリセリド、モノステアリン酸グリセリン
●注入式のため、容器の中に薬剤が少量残りますが、残量を見込んで充填しています。
(1)直射日光の当たらない涼しい所にキャップをして保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
(4)使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。
(5)使用済みの容器と袋は、トイレに流さないこと。
(6)本剤は油脂性の軟膏であるため、衣類などに付着すると取れにくくなることがあるので注意すること。
[注入軟膏の使用方法]
~排便後、入浴後、あるいは寝る前に使用されると効果的です~
【肛門内に注入する場合】
①キャップをはずし、軟膏をノズル先端部より少し出します。
②ノズル部分を肛門内に挿入します。
③ボディーを押してゆっくり注入し、押したままで引き抜いてください。
【患部に塗布する場合】
キャップをはずし、清潔な指に患部をおおう量の軟膏を取り、そのまま塗布するか、またはガーゼなどにのばして患部に貼付してください。
[軟膏が硬くて押し出しにくい場合]
寒い時期や低温での保管により、軟膏が硬くった場合は、容器を手で握ってあたためると軟らかくなります。
[痔を予防するためのポイント]
~健康な生活サイクルを守り、痔を予防しましょう~
①便通をよくするため、1日3食バランスよく食べましょう。
②おしりはいつも清潔にしましょう。特に入浴は肛門の血液循環をよくします。
③排便のとき、無理にいきまないようにしましょう。
本製品内容についてのお問い合わせは、お買い求めのお店、または下記にお願い申しあげます。
天藤製薬株式会社「お客様相談係」
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町一丁目5番3号
0120-932-904
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