使用に際して、この説明文書を必ず読むこと。また、必要な時に読めるよう大切に保管すること。
●タケダ漢方便秘薬は、生薬の“大黄”を主薬に“甘草”を配合した漢方処方「大黄甘草湯」にもとづく製品で、大腸の運動をととのえ自然に近いお通じを促します。
●おやすみ前におのみになると、翌朝には自然に近いおだやかなお通じが得られます。
●「タケダ」が研究開発し、国内で栽培している「信州大黄」を用いています。
●甘草が信州大黄の作用を助け、おだやかな排便を促します。
●便秘に伴うお腹の張り(腹部膨満)・ふきでものなども緩和します。
●黄かっ色の割線の入った錠剤です。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)次の症状のある人。
はげしい腹痛、吐き気・嘔吐
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 〔症 状〕
皮 膚 : 発疹
消 化 器 : はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛、吐き気・嘔吐
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
下痢
4.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
5.1ヵ月以上連続して服用する場合は、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
●便秘
●便秘に伴う腹部膨満・ふきでもの(にきび)・腸内異常醗酵・痔・頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・食欲不振(食欲減退)などの症状の緩和
<効能に関連する注意>
体力に関わらず、使用できる。
次の量を1日1回、就寝前に水またはお湯で、かまずに服用すること。
〔 年 齢 〕 15歳以上
軽い便秘 (2~3日便通がないとき) 1錠~3錠
頑固な便秘(4日以上便通がないとき) 2錠~4錠
〔 年 齢 〕 5歳~14歳
軽い便秘 (2~3日便通がないとき) 半錠~1錠半
頑固な便秘(4日以上便通がないとき) 1錠~2錠
〔 年 齢 〕 5歳未満
服用しないこと
錠剤には割線が入っているので、便通の具合をみながら、半錠ないし1錠ずつ増量(上記の最大量まで)または減量すること。
<用法・用量に関連する注意>
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
(2)用法・用量を厳守すること。
(3)次の人は服用量を控えめにすること。
体の衰弱している人、月経時の人
(4)初回は最少量を用いること。
(5)便通の改善がみられたら量を減らし、服用間隔をあけること。
4錠(15歳以上の1日最大服用量)中に次の成分を含有する。
大黄甘草湯エキス散(金匱要略、26.7%量)・・・・・・800mg
〔ダイオウ 1,067mg
カンゾウ 267mg より抽出〕
添加物:無水ケイ酸、セルロース、カルメロースCa、ステアリン酸Mg
<成分に関連する注意>
(1)本剤の服用により尿が橙色ないし赤色をおびることがありますが、ダイオウによるものなので心配ありません。
(2)生薬を用いた製品なので、製品により錠剤の色調が多少異なることがありますが、効果にはかわりありません。
〔ビン入り品、分包品について〕
(1)小児の手の届かない所に保管すること。
(2)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
〔ビン入り品について〕
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
(2)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
(3)ビンの中の詰め物は、フタをあけた後はすてること(詰め物を再びビンに入れると湿気を含み品質が変わるもとになる。詰め物は、輸送中に錠剤が破損するのを防止するためのものである)。
(4)服用のつどビンのフタをしっかりしめること(吸湿し品質が変わる)。
(5)箱とビンの「開封年月日」記入欄に、ビンを開封した日付を記入すること。
(6)一度開封した後は、品質保持の点から開封日より6ヵ月以内を目安になるべくすみやかに服用すること。
〔分包品について〕
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)1包を分割して服用した残りは、袋の口を折り返して保管し、4日以内に服用すること。
【便秘解消のアドバイス】
便秘を治したい方に:
便秘薬を長期間にわたって使用すると、しだいに量を増やさないと効きにくくなる傾向にあります。規則正しい排便の習慣をとりもどすため、次のことに注意しましょう。
1.排便の習慣をつけましょう。
1日1回きまった時間(朝食後が最適)にトイレへ行きましょう。便意はがまんしないことです。
2.腹筋を強くしましょう。
腹部マッサージ、体をねじる運動、水泳などで腹筋を強くして排便しやすくしましょう。
3.食事に注意しましょう。
朝起きた時に、冷たい水や牛乳をのんだり、果物や野菜等せん維質の多い食品を多く食べて腸の運動を促しましょう。
本製品内容についてのお問い合わせは、お買い求めのお店、または下記にお願い申しあげます。
武田コンシューマーヘルスケア株式会社「お客様相談室」
〒541-0045 大阪市中央区道修町四丁目1番1号
フリーダイヤル 0120-567-087
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