服用に際しては、この説明書を必ずお読みください。
また、必要な時に読めるよう大切に保管してください。
太田漢方胃腸薬Ⅱは、ストレスなどの原因により自律神経が乱れることによって起こる、神経性胃炎や慢性胃炎を改善する胃腸薬で、ストレスの多い現代社会に適しております。漢方処方の安中散にブクリョウ(茯苓)※を加えることによって、効きめを強化しました。また、胃腸虚弱にもすぐれた効果をあらわします。溶けやすくのみやすい散剤です。
※ブクリョウ(茯苓):サルノコシカケ科に属し、主として松の根に発生する菌体です。
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことのある人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
[関係部位] [症 状]
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
体力中等度以下で、腹部は力がなくて、神経過敏で胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:
神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱
神経性胃炎とは・・・
飲みすぎや食べすぎでもないのに胃の調子がおかしいという時は、ストレスによる場合が多いようです。ストレスが自律神経の失調をおこし、胃の働きが異常となり、胃痛、食欲不振、はきけなどの症状としてあらわれます。これを神経性胃炎といいます。
次の量を食間(就寝前を含む)又は空腹時に服用してください。
〔 年 齢 〕 成人(15歳以上)
〔1 回 量 〕 1包
〔1日服用回数〕 3回
〔 年 齢 〕 7~14歳
〔1 回 量 〕 2/3包
〔1日服用回数〕 3回
〔 年 齢 〕 7才未満
〔1 回 量 〕 服用しないこと
〔1日服用回数〕 服用しないこと
※食間とは食後2~3時間のことをいいます。
<用法・用量に関連する注意>
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3包(1.0g×3)中
安中散加茯苓末・・・・・・・・・・・・・2,100mg
(下記生薬の混合末)
ブクリョウ (茯 苓)・・・・・・・・・500mg
ケイヒ (桂 皮)・・・・・・・・・300mg
エンゴサク (延胡索)・・・・・・・・・300mg
ボレイ (牡 蛎)・・・・・・・・・300mg
ウイキョウ (茴 香)・・・・・・・・・200mg
シュクシャ (縮 砂)・・・・・・・・・200mg
カンゾウ (甘 草)・・・・・・・・・200mg
リョウキョウ(良 姜)・・・・・・・・・100mg
安中散料加茯苓エキス・・・・・・・・・・・・270mg
(下記生薬のエキス)
ブクリョウ (茯 苓)・・・・・・・・・810mg
ケイヒ (桂 皮)・・・・・・・・・486mg
エンゴサク (延胡索)・・・・・・・・・486mg
ボレイ (牡 蛎)・・・・・・・・・486mg
ウイキョウ (茴 香)・・・・・・・・・324mg
シュクシャ (縮 砂)・・・・・・・・・324mg
カンゾウ (甘 草)・・・・・・・・・324mg
リョウキョウ(良 姜)・・・・・・・・・162mg
〔添加物〕ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロタルサイト、メタケイ酸アルミン酸Mg、セルロース
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
■日常生活でのご注意
上手に気分転換をして、ストレスの解消を心がけましょう。
暴飲・暴食をさけ、嗜好品のとり過ぎに注意しましょう。
十分な休養をとり、規則的な生活を心がけましょう。
・太田漢方胃腸薬Ⅱは散剤の他に、小粒でのみやすい錠剤タイプの太田漢方胃腸薬Ⅱ
<錠剤>もあります。
・この他、下記の姉妹品があります。目的に合わせてご利用ください。
飲みすぎ・胸やけ・胃の不快感に太田胃散(缶)、携帯に便利な太田胃散<分包>
胃のもたれ・食べすぎに小粒でのみやすい太田胃散A<錠剤>
株式会社 太田胃散「お客様相談室」
東京都文京区千石2-3-2
(03)3944-1311(代表)
9:30~17:00(土、日、祝日を除く)