私は長年、慢性便秘で悩んでいましたが、2年前に漢方内科にかかり、桂枝加芍薬大黄湯(2.5gx2回)
と大建中湯(2.5gx2x3回)をずっと服用しています。おかげさまで毎日か二日に1度は排便
しています。
ところが最近、便秘外来の第一人者といわれる医師が書いた本を読んだところ、大黄、センナ、アロエ
のどれかを含む漢方製剤(桂枝加芍薬大黄湯)を1年以上服用すると大腸メラノーシスをおこすそうです。
私の服用している漢方はこのアントランキノン系に属する下剤とのことです。
この医師によると日本の下剤の70%以上はアントラキノン系の下剤ですので、これらの下剤を長年服用することで、その代謝産物が血流にのって、大腸粘膜下に沈着し、機能を低下させますます排便障害を増悪させ下剤依存症の温床になっているとのことです。
その本の医師は、日本の消化器医療はこのような大問題に関してほとんど触れられていないのは
何故だろうとと嘆いていました。
いずれにしても、アントラキノン系の市販薬を長年服用している人は一刻も早く、他の治療法を考えるべきとの内容でした。
一方、漢方内科の私の主治医はそのような症状を起こさないようにいろいろと生薬を配合しているので
心配ないと仰っています。
私にはどちらの言い分が正しいのか全く分かりませんが、実際に毎日服薬している身には
不安が募ってきます。私はどのように対応すればいいのかご教示願います。