40代女性、ステージ1の浸潤乳管がん。2月に全摘手術、リンパ節転移無しでした。術後はホルモン療法をしていくことになるだろう、という話でしたが、術後の病理組織診断で悪性度が高め、追加でオンコタイプDXも実施、その結果をふまえて抗がん剤(アンスラサイクリンかタキサンどちらかor両方)を勧められています。
ご回答いただきたいのは4点です。
1)悪性度が高いということは、がんは全摘したけれど、目に見えない細胞が散らばっていたとして今後かなり再発しやすいという理解でいいですか?
2)抗がん剤は必須だと思われますか?
3)抗がん剤必須だとすると、前述の2種類が最適?また1つでよいか?2つは過剰か?
4)抗がん剤に変わる治療方法(特に脱毛に抵抗ありです)は他にあるでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
病理組織診断
浸潤径8×7mm、pT1b
リンパ節転移、脈管侵襲は無し
組織学的波及度g
核グレード分類3(Nuclear atypia3、Mitotic counts3)
ki67 : 35
solid tipeの浸潤性乳管がんを認め、周辺に乳管内病変の伸展を認める。浸潤病変ではTILが目立ちmedullary patternに近い像を呈する。核異形度は中等度~高度で核分裂像はやや目立つ。
乳管内病変では核異形は軽度で胞体も小さい成分が主体。
オンコタイプ
再発スコア45
9年遠隔再発率33%
RS群における化学療法の上乗せ効果
>15%