60代の父が胃癌で先月亡くなりました。
腹膜播種でステージ4、XELOX療法を7クール行った後副作用が強くなり腹膜以外への転移もなく症状もないことから抗がん剤を休止するかの選択肢を提示され
1.一旦休止して何か症状が出てきたら再開する
2.癌は悪化していると過程し2ndラインに移行して続ける
悩んだ結果1を選択。
それから4ヶ月程して食事をするとしゃっくりが出るようになり、食べたものが逆流しそれを吐けばと食べ物が通るという状態に。
次第に便の出も悪くなり、食後に腹痛に襲われるようになったため主治医の腫瘍内科医に細かく状況を伝え相談しましたが「癌の影響がないとは言い切れない」とだけ言われ、外科や内科でも特に答えは得られず。
この時1月半ばで12月末に撮ったCTを見ると腸に炎症があると言われ、その原因も手術の影響か癌の影響かは分からないと。
結局1月末に便が出なくなり酷い腹痛に襲われ救急外来を受診、その時初めてレントゲンを撮られ腸閉塞での入院となりました。
10日程の保存的療法で便が多少出るようになったので退院。
しかし退院後も少しでも食事をすると激しい腹痛、再入院、ポートからの高カロリー輸液で栄養を摂ることに。
その後も腸閉塞は改善することはなく、父の要望で開腹手術に至りました。
結果腹膜内は癌だらけで腸にもびっしり、閉塞もその影響であるということ。
切除しても癌が原因なので再発するから意味がないと伝えられました。
経口摂取できないので栄養が足りず抗がん剤もできず、結局父はその後状態が急速に悪化し、最後は骨と皮だけになって亡くなりました。
食事に支障が出た時に主治医も含め消化器外科医も消化器内科医も腸閉塞の可能性をまったく指摘しなかった事に不信感が募っています。
父の状態から腸閉塞との予想は難しかったのでしょうか?