■5/13の通院(小児科A)
【症状】陰嚢・足のつけ根の発赤
【診断】汗疹(あせも)?
【処方】1.(陰嚢)トパルジック軟膏1%
2.(陰嚢以外)ロコイド軟膏0.1%
【経過】あまり芳しくなかった。
■5/18の通院(小児科B)
※月齢10ヶ月の健診が目的で通院。併せて陰嚢も診察。
【症状】同上(それほど改善していなかった)
【診断】カビによる炎症
【処方】(外陰部)ニゾラールクリーム2%
【経過】発赤は引いた。しかし現在に至るまでかゆみは残っている。
■5/30の通院(小児科C)
【症状】尻の発赤、陰嚢のかゆみも継続
【診断】疾患名は不明。乾燥が原因なので、常にワセリンを塗っておくこと。
【処方】プロペト(100g)
■現状
・上記の経緯で発赤の治療を行っていますが、かゆみが残るなどまだ完治していません。
■疑問点
・「石鹸を用いず体を洗う」のが果たして最適な治療法なのか、やや疑問。国立成育医療研究センターのドクターが監修されている小児皮膚の冊子でも「お湯で洗うだけでは、皮膚表面の雑菌や汚れが十分落ちません」との記載もあり、「石鹸でしっかり洗って雑菌を洗い流してからワセリンで十分保湿」が正しいような気もしていますが、いかがでしょうか。
・小児科Cの診断・処方を含め、結局どのような処方がもっとも適していると思われるでしょうか。
■余談
・病後、健常な状態で「石鹸を用いない」あるいは「石鹸を必要最低限に抑える」ことについては、それはそれで説得力があるかもしれない、とも思っています。石鹸によって皮膚表面の有益な菌類や必要な皮脂まで除去してしまい、免疫力低下や乾燥を引き起こす、という考え方もあるかと思います。小児科Cのドクターもそのようにお考えかと思いますが、ドクターの皆様のご意見も伺えれば幸いです。