5年前から直腸に15mmと10mmのポリープがあり、毎年、大腸内視鏡検査をしていました。前年の生検結果は過形成ポリープ、直腸炎と診断され経過観察となっていました。ポリープが見つかった時から切除せずにきました。
ネットで調べてみると5mm以上は切除対象となっており、1.大きめのポリープなのになぜ切除されなかったのか。
今年度の大腸内視鏡検査を2週間前に受け、前回より変化があったので、今回は切除した方がいいと言われました。
2.今まで切除しなかったのに今回切除するという事は、癌化した部分が見つかったので切除するのか。または癌化しそうなので切除するのか。
3.肛門に近く痛みを伴うとの事で内視鏡では手術せずに4日間ほど入院し外科手術で手術予定なのですが、外科手術は一般的なのでしょうか。
1.2.3.について、診断書の内容も含めて教えて頂きたいです。
臨床所見では、『直腸(Rb)に白色調の扁平隆起を2ヶ認めます。炎症性変化と考えます。』と記載されていました。
よろしくお願いいたします。
以下、今回の病理検査の診断書の内容です。
診断
#1,#2;
Indefinite for neoplasia, Group 2, rectum, biopsy, see comment.
所見
直腸生検、X2
#1,#2,Rb,biopsy; いずれも類似した組織で、表層部では陰高の鋸菌状変化を認め、陰高には核の重層性配列が見られます。過形成性ポリープとするか、過形成性変化を伴った腺腫や鋸歯状腺腫とするか、悩ましい病変です。今回の生検では絨毛状の変化、複雑な分枝、核重層がより目立つ様になってきており、どちらかと言えばより腺腫を疑う所見です。可能であれば全体での評価が望まれます。