新型コロナウイルスワクチン接種の不安に関するご相談

person50代/男性 -

お世話になります。

私は現在57歳で、もし新型コロナウイルスに感染した場合、重症化リスクが高いことは理解しております。しかしながら、以下の2点でワクチン接種をためらっております。

1) ワクチン接種によって体内で生産されるスパイクタンパク質自体が血管内等のACE2レセプターと結合し、血栓や脳出血を誘発するリスク

2) 数年もしくは十数年後に現れるかもしれない副反応や重篤な自己免疫系疾患のリスク

上記のうち(2)に関してお医者様でもワクチンの研究者の方でも答えることは難しいかと存じます。でも(1)に関してはどうなのでしょうか?これまでの技術である不活化ワクチンや、ペプチドワクチンの場合、体内へスパイクタンパク質のドーズ量は一定です。しかしながらm-RNAワクチンにおいては体内に注入されるのはスパイクタンパク質の設計図であるRNAであり、それを基に細胞が生産するスパイクタンパク質の量は、年齢や性別などの個人差があまりにも大きいと思うのです。実際、米国ではワクチン接種した10代において心筋炎を発症する例が多いことが報告されています。これは若くて細胞の働きが活性な10代では想定以上にスパイクタンパク質が生産されすぎてその結果生じているとは考えられないのでしょうか?
私は57歳で若くはありませんが、数年前より高血圧のため降圧剤を服用しています。薬のおかげで血圧は上が134、下が82前後にコントロールされておりますが、高血圧の場合、血管内の炎症等が多く発生しやすく、またACE2レセプターの数は年齢の上昇につれて多くなると聞いております。ですのでスパイクタンパクの生産量が少なくても、上記(1)の副反応が出現する可能性は決して低くないのではと思ってしまうのです。是非、お医者様のご意見を頂戴したいと存じます。

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