30歳男性、精神科では通院治療歴約9年、呼吸器内科では通院治療歴約10年。
それぞれ、精神科での現在の診断は「双極性障害」と「ADHD」、呼吸器内科での診断は「(成人)気管支喘息」となっております。
今回の相談ですが、精神科の診断についてです。
現在は双極性障害とADHDと診断されていますが、今回焦点を当てたいのは双極性障害の方です。
現状、ある程度周期的に気分の波があると感じられる、いわゆる2型の双極性障害らしいのですが、双極性障害の典型的な症状の他にも、統合失調症と酷似すると思われる症状も出ておりまして、例えば、自分の近く(声の聞こえる範囲)での話し声が自分の事を言っているように思い込んでしまう、あるいは実際には話しをしていなくともそういった声が聞こえてくるように感じる、人が近くを通りがかったり人混みの中に出たりするとその視線が悪い意味で自分に向いているように感じる、仕事で隣席の上長が休暇で不在であるにも関わらず存在しているような錯覚に陥る、などの症状が見られます。
しかし、双極性障害の症状もしっかりと存在しており、実際は双極性障害と統合失調症のどちらなのか、それとも両方の性質を持っている「統合失調感情障害」であるのか、私自身も現在のかかりつけの担当医も判断に迷っているところです。
もちろんADHDと関係している部分も少なくはないという自認もあるので、これはベテランであっても判断に迷う点でもあると思いますが、実際のところ診断としては
・現状の双極性障害とADHDのままがよい
・双極性障害を統合失調感情障害と診断を変えてもらう
・双極性障害を統合失調症と診断を変えてもらう
のどれが良いか、ご教授いただければと思います。
書ききれないので、現在の処方内容は返信に回答する形でお答えいたします。
以上、よろしくお願いいたします。