76歳女性。
【既往等】2010年12月盲腸癌切除pStage2,脈管侵襲なしで無治療観察中、2011年11月左乳腺癌、SNL検索後乳房単純切除、pStage1、グレード1、HER2陰性でホルモン療法継続中。気管支拡張症、NTMの所見、2015年9月1日の胸部CTで「肺転移の所見を認めない。(中略)結節影も一部軽度増大、一部軽度縮小で炎症性変化に矛盾しない(但し、転移を完全にはは否定できない)肺門、縦隔、リンパ節に異常所見なし、胸水を認めない。」約10年前から毎日夜間を中心に喀痰を伴う咳あり。
【主訴】10月11日深夜、就寝前に突然左腋下の乳頭(があった場所)の高さあたり(SNL検索等の切開部分にほぼ一致)に灼熱感を伴う疼痛、息を吸うと増強し、小さく息をしながら翌朝まで眠れず。12日早朝まで続いたが、その後痛みは弱まる。その後も大きく息を吸うと鈍痛が続いたが、当日中に軽快。※11日午前中に長時間しゃがみ、草取りをひとりで行っていた。
10月18日夜、前回と同様(前回の痛みを10とすると、4くらい)の場所に鈍痛。就寝時には左を下にすると痛む。深く息を吸うと痛む。痛む箇所を手で押さえると軽減。19日現在は大きく息を吸うとやや痛むが、やはり当該箇所を圧迫すると、呼吸にかかわらず痛まない。座位、立位で通常生活中は痛まない。※18日午後、マッサージ機で強く左上腕を圧迫された。
【質問】
1.考えられる要因は?
2.受診が必要であればどの診療科?
以上、よろしくお願いします。