この説明書は、お薬とともに保管し、服用の際には、必ずお読みください。
痛効散はマオウ(麻黄)、キョウニン(杏仁)、ヨクイニン(よく苡仁)、カンゾウ(甘草)の4種の植物生薬をのみやすいエキス顆粒とした製剤です。
痛効散は次のような症状を目標に使用すると、筋肉の緊張を和らげ、体表に停滞している水分の代謝を改善することによって、関節痛、神経痛、筋肉痛にすぐれた効きめをあら
わします。
◇関節に水がたまり、腫れて痛む…
◇四肢が重だるく痛い…
◇冷えたり、風に当たったりすると痛みが増す…
◇夕方や明け方になると痛みが増す…
◇筋肉が腫れたり、緊張があって痛む…
〔守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる〕
次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦または妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸の弱い人
(5)発汗傾向の著しい人
(6)高齢者
(7)次の症状のある人
むくみ、排尿困難
(8)次の診断を受けた人
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
〔関係部位〕 : 〔症 状〕
消化器 : 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること
〔症状の名称〕 : 〔症 状〕
偽アルドステロン症、 : 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、
ミオパチー 脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
◇上記以外の記載内容◇
体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)
食前または食間に水またはお湯で服用すること
年 齢 1回量 服用回数
大人(15才以上) 1包 1日3回
7~14才 2/3包 1日3回
4~6才 1/2包 1日3回
2~3才 1/3包 1日3回
2才未満 1/4包 1日3回
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
(2)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させること
食間とは…食後2~3時間を指します。
3包(1包2g)中、下記植物生薬の抽出乾燥エキス2,020mgを含有します。
マオウ 4.0g
ヨクイニン 10.0g
キョウニン 3.0g
カンゾウ 2.0g
添加物として乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチを含有します。
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること
(2)小児の手の届かない所に保管すること
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用すること
(5)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと
製品についてのお問合せは、お買い求めのお店、または下記にお願いいたします。
救心製薬株式会社 お客様相談室
東京都杉並区和田1-21-7
03-5385-3211(代表)
9:00~17:00(土、日、祝日、弊社休業日を除く)