こんな自分は性同一性障害なのでしょうか

30代/男性 - 2012/06/30

私は社会的には男性として生きていますが、子供の頃から性別の違和感をずっと持ち続けています。
今は単に与えられた性の生き方を全うすべく、誰にも悟られずに生活しています。
女性として、自分の気持ちに素直になって生きられたらどんなに楽だろうかと思いつつ、家族にも友人にもこの気持ちを話したことはありません。
それは、今まで築き上げてきた自分の存在意義や社会的な地位をなくしてまで、生活を変える勇気がないからです。
周りに本当の自分をカミングアウトできない、そしてまた、カミングアウトする勇気もない自分がもどかしくつらいです。
現在は自分の気持ちを少しでも紛らわすべく、時折、女性の格好をしたりしますが、気持ちが落ち着く反面、体形の違いに悲しくなります。

性の違和感は幼い頃からであるものの、カミングアウト出来ずに男性として生活している自分を考えると、いわゆる性同一性障害ではない、あるいは、かなり軽いものだと自己判断しています。
ちなみに恋愛対象は一応女性です。
“一応”というのは、男はこうあるべきだという長年の刷り込みからくるもので、実際は男性が恋愛対象になっても不思議ではありません。そうならないように自制している自分がいます。また、女性と親しくなってもそれが恋愛感情なのか、単なる憧れなのか分からない時があります。

こんな自分なので、いわゆる正常な男性、女性の性認識の発達というのが全く分かりません。
やはり普通の人は、物心付いた時から自分の性別に違和感など全く感じず、疑いもしないものですか?
また、こんなことを日々考え葛藤している自分はやはり性同性障害の可能性が高いのでしょうか?
世の中、私の様な中途半端な人ってけっこういるものですか?

ぜひ先生方のご意見をお聞かせ頂けたらと思っています。