多発性骨髄腫寛解(?)後、FLC・λ型高値

person70代以上/女性 -

2017年2月に多発性骨髄腫と診断された84歳の母がおります。7月末までの間にIgG値が3,228から1,713まで改善し、高齢で無理に完治を目指すことを求めていないこともあり、治療はここで終了という専門医の判断を受けました。
ただし、アルブミン値が1.5g/dlしかなく、フリーライトチェーンがλ型で120.0mg/L。κ/λ比は0.12という状況で、直近2ヶ月では急激な認知症的症状や筋力低下(自らの起立が不可)も発生。更に排泄の問題(便意を感じ、排泄の感覚もあるが、トイレまで我慢できず漏れてしまう)が見られるようになり、別の病院宛に紹介状を書いて頂き、多発性骨髄腫の予後ケアとして総合内科へ掛かることになりました。
その総合内科では、先ず低アルブミンに着目され、栄養摂取は問題ないこと。尿検査の結果蛋白+++。BUN/CREがほぼ正常値であることから「少なくとも二次性ネフローゼ症候群ではある」と診断。下腿の浮腫に加え、肺にも水が溜まっていました。またフリーライトチェーンλの高値に着目し、現在、更に別院の腎臓内科受診を検討中です。

ここで下記の質問があります。
1) IgGが改善しながらもフリーライトチェーンλ型が異常値を示す場合、腎臓内科、多発性骨髄腫を診てくれていた血液内科、基本的にはいずれの診断を受けるのがよいでしょうか? 
2) 直近2ヶ月の急激な認知症症状につき脳神経外科で脳画像を撮ってもらいましたが、脳萎縮は年齢相応レベル以下でした。フリーライトチェーンλ型高値に伴うアミロイド沈着による脳への影響を疑うべきでしょうか?
3)同じく急激な排泄の問題(本人の認識下で漏れてしまう)には、消化器の機能低下に加え、(上肢、下肢の筋力低下と同様に)肛門括約筋の筋力低下を合わせて考えることは合理的ですか?
4) 高齢者のフリーライトチェーンλ型高値を(そこそこ)改善するために適当な薬はありますか?

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