潜在性甲状腺機能低下症の治療
person40代/男性 -
橋本病による潜在性甲状腺機能低下症と診断され、TSHは基準値オーバー、しかし10未満、FT3, FT4は基準値内。LDLコレステロールが基準値より高く、甲状腺腫あり、抗甲状腺抗体も陽性。エコーでも典型的な橋本病の所見あり。現在チラージン服用中。
生物学が専門だったので、公開されている国内外の論文や医師の研究発表資料など見ていますが、潜在性甲状腺機能低下症に対して投薬による治療をするかどうかは、ガイドラインでも「治療を考慮」に該当する(私の様な)ケースの場合、医師の判断に委ねられているように理解しました。
質問は以下の2点です。
1 私は専門医に診てもらっており、上記の様に治療をしておりますが、医師の判断に委ねられている部分が大きいのであれば、私のような状況で投薬をしないという判断をする専門医もいるということでしょうか。自分の担当医を信用していないわけではないのですが、医師の考えにかなり左右される領域に私がいるようなので、他の医師の考えを知っておきたいと思い質問させて頂いております。
2 自分も初めは風邪の時にかかる普通の内科(内分泌系ではない)に行き、血液検査をしたのですが、上記のTSH, FT3,FT4(抗体の検査はなし)の値を見て、甲状腺は問題ないと言われました。知り合いで、消化器内科で甲状腺機能低下の経過観察をしている人も、私と同じような数値(自己抗体の有無は調べず)ですが、投薬なしです。私の勝手な印象と言うか、勝手な一般化なのですが、専門外の内科医は、教科書に「TSHが10未満なら投薬必要なし」と書いてあり、それをそのまま検査結果の解釈の際に適用しているのに対し、専門医は潜在性甲状腺機能低下症のような、治療するかどうかのグレーゾーンの場合には、個々のケースに応じて治療方針を決めていると言うことなのでしょうか。つまり、これが専門か、専門外かの違いと言うことなのでしょうか。
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