多発性骨髄腫患者のネフローゼ原因について

person70代以上/女性 -

先のクローズ済みの質問で、2107年2月に多発性骨髄腫と診断を受けた84歳の母の件でアドバイスを頂いた者です。「腎アミロイドーシスの疑い」というアドバイスを頂戴して納得していたのですが、本日訪問した主治医の先生(内科)から「腎機能(BUN/CRE)が正常値なのでアミロイドーシスは考えられない」との診断を頂き、ネフローゼの原因究明と対策は振り出しに戻ってしまいました。そこで、再びここで質問をさせて頂くことをお許しください。

<質問>
1) 腎機能(BUN/CRE)低下を伴わないネフローゼの原因として、アミロイドーシスは想定外となるのでしょうか? or 初期のケース等も含めアミロイドーシスを疑うことはやはり合理的でしょうか?
2) 一方、多発性骨髄腫に伴う、かつアミロイドーシスを伴わない、かつ腎機能低下も伴わないネフローゼ症候群というケースは考えられますか?
3) 下記検査結果を見たとき、上記1、2、いずれとも異なるネフローゼの原因は何か考えられますか?
4)この状況下、訪問すべきは血液内科でしょうか、腎臓内科でしょうか?

<この6ヶ月間における母の血液・尿検査結果経緯は下記の通りです>
多発性骨髄腫に直接関わる検査の結果・経緯
1) 免疫グロブリン IgG: 3,228 to 1,713mg/dlへ改善 (高い to ほぼ正常値)
2) 免疫グロブリン IgA: 80mg/dl程度で推移(やや低い)
3) 免疫グロブリン IgM: 120mg/dl前後で推移(正常値)
4) フリーライトチェーン κ型: 11 to 13mg/lの間で推移(正常値)
5) フリーライトチェーン λ型: 80 to 120mg/lへ悪化 (非常に高い)

その他の検査結果・経緯
6) アルブミン定量: 2.1 to 1.5g/dlへ悪化 (非常に低い)
7) BUN: 20 to 25mg/dlの間で推移(ほぼ正常値)
8) CRE: 0.7 to 0.9mg/dlの間で推移(ほぼ正常値)
9) 尿蛋白: +++で変わらず (8月以降はじめて検査。高い)

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