原因不明の腹痛、嘔吐で苦しんでいます。

person60代/女性 -

61歳女性。以前から消化器の不調があったが、6月末から悪化。特に下腹部に強い痛みと嘔吐を繰り返し、医師の診察、病院救急病棟での診察を経て、入院。当初尿路結石が疑われたがCT検査等から排除。血液検査は入院3日目位から炎症反応が急速に上昇。腹膜炎とのこと。病因について12年前の卵巣膿腫破裂の既往症から、婦人科系疾患が疑われたが後に否定。
腎臓の機能低下に対応する為、右尿管に管を通し、さらに左腎臓に腎瘻。当初効果があったが直ぐに減退。脱水症状を疑い、点滴により大量の水分補給。結果、下半身特に左右の脚部に重度のむくみを発生。さらに利尿剤の投与などにより下半身のむくみは解消。
入院時から排便はほぼ無かったが、数日後から水便状態が続く。後完全に便通が止まる。CT検査等から大腸右下部に便の塊を発見。大腸の洗浄器などをつけるが効果は極めて限定的。患者の新たな腹痛の訴え等により3日目に外す。なお内視鏡検査では、見られる範囲に癌などは発見されずとのこと。
また主に下半身のむくみから血栓症を疑い、「血液をさらさらにする薬」を投与。さらに体の新たな不調を訴え、血液検査から貧血を発見。輸血。腎瘻などからの出血を疑い血小板を投与。貧血症状は回復。
一方下半身のむくみとほぼ同じ時期に胸水の症状。症状に応じて酸素吸入。改善と悪化を繰り返す。胸水も治療行為により増減を繰り返す。

6/30から現在まで入院。7/22現在の主な症状。下腹部の激痛、鎮痛剤の投与を繰り返す。息苦しさ、鼻孔に酸素。腹水による腹部圧迫。便通途絶。
経口摂食は入院以来ほぼ皆無。服薬でも吐き気、嘔吐を繰り返す。
既往症。2004年左聴神経鞘腫で脳外科手術。2006年卵巣膿腫破裂で手術。2008年大腸右上部の腸閉塞。手術はせず回復。

現在の病院の治療は右往左往の印象があります。病因、治療法の御教示をお願い致します。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師