右上腹部痛み+発熱の原因推定で胆汁うっ積は妥当か
person60代/男性 -
68歳男性。逆流性食道炎、前立腺肥大症、睡眠薬、切痔治療薬服用の者です。
右上腹部や胸に圧迫される鈍い痛みがあり、CT、MRI、胸部エコー、胃カメラで検査するも異常なし。今の方針は「肝胆道系の血液検査の改善を目指し薬を服用し様子を診る」処方薬開始から10日経過、倦怠感と右上腹部の違和感が続く。痛みはなく安定。
〈質問〉
A胆汁系のうっ積が腹痛の原因?と理解ですが妥当な判断でしょうか。
B肝臓疾患、胆道系の炎症の可能性は?
Cウルソデオキシコール酸の処方は妥当ですか。
D他の治療薬をお教えください。
◇11月8日:夜右上腹部の圧迫される痛みで救急センターを受診
◇11月11日:みぞおちと胸に圧迫される激しい痛みが再発、再受診
◇~11月14日:発熱38°、悪寒、頭痛、下痢(白っぽい便)、食欲不振、倦怠感の発現があり、かかりつけ医から逆流性食道炎で発熱はないと伝えられ再々受診に
◇11月16日:MRI、胃カメラの検査することに。
◇11月24日:
・腹部MRI→胆石等腹痛の原因となる異常なし。胃カメラ→特に異常なし
・治療方針→肝胆道系の血液検査数値の改善を目指し、ウルソデオキシコール酸錠
(100mg×3回/日)を服用し増量しながら様子を診ていく。
◇血液検査結果の推移(8日→11日→14日→16日)
AST 17→80→75→54U/L
ALT 15→38→268→171U/L
ALP 129→145→542→168U/L
γ-GTP 25→153→587→454U/L
総ビリルビン 0.80→0.88→1.90→1.01mg/dL
直接ビリルビン 0.23→0.28→?→0.47mg/dL
CRP 0.10→0.25→8.8→2.77 mg/dL
WBC 4.5→4.0→4.66→2.7×10Λ3/μL
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。